庭に梅を植えたのはいいけれど、剪定の方法が分からないってことはないですか?

プロに頼むという方法もありますが、すごい料金になってしまいます。

そこで今回は、徒長枝を剪定するやり方について紹介していきたいと思います。

梅 徒長枝 見分け方 剪定方法

夏の剪定方法について

梅の花芽は7月末~8月くらいまでには分化してしまいますので、それよりも前に剪定する必要があります。

無駄に長く伸びた枝(徒長枝)は、芝生のように上を向いて伸びていますが、花芽をつけることはありません。

ですから、思い切り根元からバッサリと切り落としてしまいましょう。

剪定を行う際はポイントがあり、幹の外側にある芽の上で切ることが大切です。

株元からチョビ髭のように出てくる枝も養分を奪ってしまいますので、これも根元から切り落とします。

枝が密になっているところは、風通しが悪くなりますので、内向きに伸びている枝も切ります。

枯れた枝や病害虫に侵されている枝があったら、周りに広がらないうちに切り落としましょう。

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冬の剪定方法について

冬場はすっかり葉が落ちてしまっていますので、葉芽と花芽の区別がつきやすく剪定もしやすくなります。

夏と同じように徒長枝は根元から切りますが、翌年も残しておく際は、枝の半分の長さを切るようにしてください。

あまりにも短く切り過ぎてしまうと、もっと強い枝が伸びてしまうので切る場所はしっかり吟味しましょう。

春先になって新しく伸びた枝は青々としているのですぐに分かりますが、枝の先を3分の1くらい切ります。

1ヶ所から何本も伸びている場合は、勢いのあるものを2本くらい残して、弱いものは切り落とします。

花を咲かせるようになって3年も経つと花つきが悪くなってきますので、根元から切りましょう。

株元から出ている枝や枯れた枝などについては、夏の剪定と同じですので省略します。

まとめ

剪定作業一つとっても時期によって、これだけ見るポイントが異なるのかと感じさせられました。

夏でも冬でも枝の途中から切る場合は、幹の外側にある芽の上で切るようにすることが重要です。

実際に剪定作業を行っていく中で、会得していくものなのでしょうね。

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