日本の春を代表する花といえば、「梅」と「桜」ですよね。
花が咲く前は見間違えるほど、少し共通点がありそうなこの二つの花ですが、それぞれ何科なのでしょうか?
また、どんなところに違いがあるのでしょうか。
梅と桜について
両方ともバラ科
梅も桜も、「バラ科」なのだそうです。
確かに、「ウメ科」も「サクラ科」も聞いたことがありませんよね。
普通は「科」の下に「属」がくるのですが、バラ科の植物は多いので、「科」と「属」の間に「亜科」というものが入ります。
この亜科は、バラ亜科、ナシ亜科、シモツケ亜科、サクラ亜科の4つに分類されます。
この中でも梅と桜は、「サクラ亜科」です。
なるほど、似ているわけですね!
バラ亜科やナシ亜科は、そのあとにくる「属」でさまざま分かれますが、サクラ亜科の下にくるのは「サクラ属」のみなので、「サクラ亜科」というのはとばされることが多いようです。
特徴
バラ科は、5枚の花びらが特徴です。
中には品種改良などにより、花びらの数を増やしたものもあるようですが、野生の花は5枚なのだそうです。
雄しべは多数、雌しべは1本かまたは複数存在するものもあり、桜や梅などの花木類や、イチゴ、リンゴ、ナシ、アーモンドなどの食用のものが多く分類されているそうです。
このバラ科の果実は、アレルギー反応を起こすことがあるようで、特に花粉アレルギーのある人に出る傾向があるようです。
梅と桜の違い
似ているところが多い梅と桜ですが、では違いはどんなところなのでしょうか。
見分けるポイントは、「幹」と「花のつき方」ではないでしょうか。
幹は、桜は比較的ツルツルしたものが多いように感じます。
比べて梅は、ゴツゴツしているものが多いです。
また特徴的なのが、花のつき方です。
桜は、花柄(かへい)と呼ばれる細い茎があるのが特徴です。
枝から分かれた細い茎に花がつきますよね。
比べて梅は、花柄がなく、枝から花が出ているように咲きます。
枝にちょこんとくっついている様子で、かわいいですよね。
まとめ
梅と桜には似ているところも多く、また違う点も見つけられました。
古来から、春の日本を代表する二つの花、これからも大事にしていきたいですね!
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