レタスを栽培する時は、たいていの場合、ホームセンターやネットショッピングなどから、「レタスの育苗に適した土」を購入しても、栽培途中では肥料を追加することが必要になる様です。
その時によく使われるのが「液肥」だということです。
レタスの育苗と液肥について調べます。
液肥とは?
「液肥」とは「有機成分(自然物が元になっている)」と、「無機成分(人工的に作られたもの)」がバランス良く配合されている液体の肥料を指す様です。
液肥の成分
肥料には、3大要素と呼ばれる成分があるそうです。
- 窒素(N)
レタスの葉の光合成の元になるタンパク質を作り出して、葉や茎を育てます。
葉に対する肥料です。
- リン酸(P)
レタスの細胞に対する成分となって、花と果実を育てます。
実に対する肥料です。
- カリウム(K)
レタスの根の育成には欠かせない成分で、病気や害虫に対する抵抗力も上げます。
根に対する肥料です。
そのほかの要素
- カルシウム
- マグネシウム
- 硫黄
- 鉄
- マンガン
- ホウ素
- 銅
- 亜鉛
- モリブデン
・・・など。
レタスに対する液肥の作り方
液肥は、その商品(会社)によって多少の分量は変わりますが、たいていの場合は薄めて使うタイプのようです。
500倍~1000倍希釈など、薄めたものをレタスに与えます。
液肥の働き
- 配合されているアミノ酸には、コラーゲン由来のものを使用
- レタスにとって都合の良い様に有機肥料と無機肥料がバランス良く入っている
- 無機成分の働きにより、大きくて丈夫なレタスに
- アミノ酸が含まれることで美味しレタスに
レタスの育苗と液肥について
レタスを家庭菜園する場合、庭などの広いスペースがなく、マンションなどの部屋で育苗するために、レタスの苗を植えている腐葉土の栄養では足りなくなる傾向が強い様です。
そこで、液肥を「追肥」として使うそうです。
液肥を与えるタイミングとして、レタスの葉の様子を観察する必要がある様です。
- レタスの葉の色が薄い
- レタスの葉が細い
この様な様子がレタスに現われたら、肥料が不足しているサインだということです。
液肥を与える分量は、通常1~2週間に1回、決められた水の分量で希釈してから与えましょう。
まとめ
レタス栽培では、畑など広い土地がある場合は、追肥(液肥)の心配はなさそうですが、狭い場所やマンションなど限られた場所でのレタスの栽培では、ちょうど葉が出始めたタイミングで、葉の様子を見て液肥が必要になる様です。
液肥には、レタスが生長していく過程で欠かせない成分がほとんどカバーできるので、希釈する手間はありますが、家庭菜園を楽しんでいる人には、かなりの「お助けアイテム」となる様でした。
液肥を上手に使って(レタスに対して過保護にならず)楽しみましょう。
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