今や家庭菜園用としてたくさんの野菜の種や苗が販売され、多くの人達が、栽培を楽しんでいます。
そんな中、「次からは自分で種を採り、自分のレタスから採った種を元に栽培したい」と考える人もいるのではないでしょうか。
そんな人のために、レタスの種の採取する方法や、その保存方法など、調べてみました。
レタスの種を採取する!
- レタスを収穫せずに成長に任せていくと、どうやらレタスの真ん中につぼみができる
- つぼみが膨らみ、花が咲き、その花が散ると、まるでたんぽぽの様に綿帽子ができる
- さらに放置していくと、花やつぼみを支えていた本体の茎が枯れるそうですが、その時が種の収穫時
- 指でその綿帽子をつまみ、手のひらで優しく揉むと、そこにはレタスの種が現われる
レタスの種の保存は?
レタスの種に限らず、野菜の種には、「寿命」というものがあるそうです。
種の寿命とは、種の発芽期限のことで、具体的には、種を採取してから日を追うごとに少しずつ、発芽率が低下していくというものです。
一方、種の寿命は、その種の保存方法や環境に影響を受けやすいそうなので、種の状態での保存が可能になるということです。
種の保存に必要な条件をあげてみましょう。
- 保存場所の温度:あまり変化しない低温な場所
- 保存場所の湿度:湿度の少ない乾燥気味の場所
- 十分な乾燥:乾燥剤の使用
- 密閉容器と密閉テープ:できるだけ真空状態にする
- 冷蔵庫の野菜室(5~10℃):一般人ができる最良の方法
- 冷凍庫で保存:十分な乾燥ができないと、種に含まれる水分が凍ってダメになる可能性
レタスと光の関係
レタスの発芽には、「光」が必要不可欠のようです。
それは、太陽光でなくても良いそうです。
最も重要なことは、光の量の様で、それは種の上に被せる土の量で調整するということです。
一般的に種は、小さければ小さいほど発芽に影響を与えるため、種に届く光の量を調整するには、土の量に細心の注意が必要とのことです。
レタスの種は、一般的に「光発芽種子(ヒカリハツガシュシ)」と呼ばれているようです。
その特徴は、次の様なことがあげられます。
- 小さく薄い形
- 種自身に栄養分の蓄えが少ない
- 暗いところでは、光合成ができないので発芽しない
- 浅いところでも水は吸収できる
まとめ
見慣れたレタスは、つぼみも花もない食用の株です。
ですが、実は、収穫せず、成長に任せると、つぼみができ、花が咲き、最後には種まで採取できることが分かりました。
そのひと株からは、なんと約1000個の種が採れるということに驚き、さらに、その種が、実に4年近くも保存できることに驚きました。
種の保存には、①冷蔵庫の野菜室と同等程度の温度や湿度の場所で、②種はよく乾燥し、③密閉された容器に保存することが最適な環境の様です。
レタスの種が発芽できるかどうかの条件は、土壌の水分や気候などの環境に加えて、「光」が大きな影響力を持っている様でした。
光が届かない土中では発芽が起こらず、種にかかる土の量の調整が難しいように感じましたが、それは逆に、レタスからの「サイン」だとも受け取れます。
そのサインを見落とさず、レタスの家庭菜園を楽しみましょう。
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