ブロッコリーは、栄養価も高く健康に良い効果が期待できる野菜です。
家庭菜園などでも育てられる手軽さがあり育てている人も多いようです。
しかし、ブロッコリーを育てているうちに緑色の葉っぱが黄色になってしまったり、天気のいい日にはしおれてしまうなどといった症状が発生することがあります。
もしかするとその原因は、ブロッコリーの根っこが肥大化してしまう根こぶ病かもしれません。
根こぶ病とはどんな病気なのか?
根こぶ病とは、ブロッコリーやキャベツ、白菜などに発症する病気です。
根の部分にこぶのようなものができて肥大化して腐らせてしまうという病気で、成長の途中にかかってしまうと水分や栄養がうまく摂取できずに育たなくなってしまい、葉っぱが黄色になったり日中にしおれるといった症状が出始め、やがて枯れてしまいます。
根こぶ病が発生する原因というのは土に原因があります。
土に糸状菌というカビが発生している場合、アブラナ科であるキャベツやブロッコリーなどの根に感染をして根こぶ病を発症させてしまいます。
根こぶ病の対策と効果のある農薬
根こぶ病の対策としては、アルカリ性の土壌にすることが対策として効果的なようです。
温度が20~24℃で発生しやすく、土壌がpH4.5~6.5pHの酸性の土壌になっていることで多く発生することが多く石灰などを土壌にまぜることで、pHを高くすることで根こぶ病の発症を防ぐことができます。
多湿にならないような対策をすることで土壌に水がたまらないようにすることや、アブラナ科の連作を避けることで防ぐことができるそうです。
根こぶ病を発症してしまった株は、根っこを切り取り処分をしてしまう事や、使った農機具をしっかりと洗い土を落としておくことでも感染の拡大を防ぐ効果があるそうです。
また、ブロッコリーが根こぶ病にならないように、葉ダイコンという野菜を最初に少し植えておいて根こぶ病になるかどうかを調べることでも防ぐことができます。
農薬に関しては土壌をアルカリ性にするものや、オラクルやネビジン、ネビモンといった殺菌剤などが効果的で野菜によって使い分けが必要になってきます。
まとめ
根こぶ病はブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科にかかる病気で、根がこぶのように肥大する病気です。
土壌にカビが発生している場合に発生しやすく、土壌をアルカリ性にすることで防ぐことができます。
発症してから治療をするというのは難しく、発生しても被害が拡大しないようにすることが大事なようです。
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