今回はブロッコリーの栽培について見ていきたいと思います。

畑やプランターで栽培する際、どんなことに気を付けて栽培するといいのでしょう。

ブロッコリー 栽培 夏 冬

ブロッコリーの栽培 ~春まきと秋まき~

ブロッコリーの栽培には、早春に種をまいて夏に収穫する方法(春まき)と、夏の終わりに種を撒き、冬に収穫する方法(秋まき)があります。

春まき栽培は、害虫が活発に活動している時期と重なります。

これは防虫対策が大変です。

なかなか一般的なご家庭で栽培するのは難しいと思います。

そのため、家庭菜園で行う場合は、害虫の活動が落ち着く時期に行う秋まきがおすすめです。

秋から冬にかけて育てるブロッコリーは、中心の花茎を切り取ってもわき芽が次々と大きくなります。

そのため、長く収穫を楽しむことができます。

畑でブロッコリーを栽培する

ブロッコリーは比較的発芽率が高い野菜です。

畑をお持ちの方なら、初心者の方でも、種から栽培をはじめてみてはいかがでしょうか?

種を苗床にまいて、あらかじめ苗を育てておき、それを畑に移植するという方法もあるにはあります。

しかし、これは苗床の管理や、移植の煩わしさがあります。

その手間を考えると、畑への直播きがおすすめです。

栽培方法としては、

  1. 事前にたい肥や有機質の肥料(油かす+魚粉等)を土にすき込んでおき、畝を作っておきます。畝を2本作る場合は、畝と畝の間隔を30cm空けるようにします。
  2. 種は30cm程度の間隔を空けながら3~4粒ずつまくようにします。そして軽く土をかぶせておきます。
  3. 畑で芽が出はじめたら、早目に間引きし、30cmおきに株となるよう調整します。ここで間引きをしておかないと、後々しっかりとした株に育ちません。ですので、必ず間引きをしてください。

9月から10月頃は、まだまだ害虫の被害に遭いやすい季節です。

アブラナ科の害虫と言えば、具体的にはコナガやヨトウガの幼虫です。

これらの害虫は、成虫であるガが葉に卵を産むことで発生します。

ですので、ガの卵対策が最大の防除法となります。

あとは、早期発見・早期防除が一番の害虫防除法です。

日々の水やりのときなどに卵を見つけたら駆除しましょう。

害虫の被害はかなり減らすことができます。

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プランターでブロッコリーを栽培する

9月を過ぎると、ホームセンターなどで苗が売られているのを見かけるようになります。

プランターで栽培する場合は、それらの苗から栽培をはじめる方が無難です。

幅70cm程度のプランターの場合、株間を40cm程度空けて、2ポット植えつけます。

プランターで育てる場合であっても、害虫対策は重要です。

プランターで育てる場合は、プランターを寒冷紗で覆ってしまうことで、害虫を生み出すガの侵入を防ぐことができます。

あとは、畑の時と同様に早期発見・早期防除をこころがけましょう。

まとめ

ブロッコリーを栽培する時期としては、春まきより夏から冬にかけて行う秋まきがおすすめです。

栽培においては、害虫対策が重要となります。

これは栽培しているブロッコリーを毎日しっかり観察していれば対策ができますので、ブロッコリーのことをよく見ておいてあげましょう。

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