ポパイでおなじみの栄養豊富でどんな料理にも合うほうれん草ですが、家庭菜園で栽培する際に上手に育てるための種まきについて気になりませんか?

実際には、どのくらいの深さで種をまくのが正しいのか。

そして、実は栽培したほうれん草から新たな種がとれるのです。

ほうれん草 深さ 播種 方法

ほうれん草の栽培

時期は?

ほうれん草の栽培時期は、春まきは2月に種をまいて4月から収穫し、秋まきは9月に種をまいて10月から収穫とまります。

ほうれん草は短期間で収穫できる野菜です。

また、比較的寒さには強い野菜で害虫や雑草が減る、秋まきは初心者の人には育てやすいとされています。

日当たりは多少悪くても育つそうなので、そういう面でも育てやすいかもしれませんね。

種まきと収穫は?

ほうれん草の種は発芽しにくいため、植える前に種を布で包んで水に一晩浸けてあげ、2~3日ほど陰干しすると小さな芽がでてきます。

土に種を植える際には、指で1cmくらいの深さの溝をつくり、次に株と株の間が1cm空くように種をまきます。

ほかの野菜に比べると密集しても生育には支障はないようですので、間隔はあまり広く取らなくても大丈夫のようです。

まいた後は、優しく1cm程度の土をかけてたっぷりと水やりをしてあげ、発芽までの間は乾燥させないようにすることが大切のようです。

ほうれん草は、乾燥が苦手のようなので、晴れた日の午前中には必ず水やりをしてあげます。

日が陰るころには乾いた状態にしてあげないと病気にかかりやすくなってしまうようです。

そして、間引きは1回~2回してあげ、収穫は春まきは30~40日で、秋まきは30日~50日程度の間収穫が可能のようです。

植えつけ時期をずらせば、長い期間で収穫ができそうですね。

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ほうれん草の種採り

ほうれん草はトウ立ちすると開花します。

ほうれん草は雌と雄が別の雌雄異株で、またF1種が多いそうなので本来であれば種採りはしないほうがよいとされています。

F1種とは、品種に関する用語で「雑種一代」を意味するそうで、「雑種一代」とは、交配によって作られた新品種の一代目という意味だそうです。

固定種であれば、トウ立ちして開花し、受粉した雌の株を育てれば種をとることができるそうです。

しかし、あえて採種するのであれば、トウ立ちしたほうれん草をしばらく放っておくと花が咲いてきます。

それからまたしばらく放置して枯れかかったほうれん草を収穫します。

収穫したあとは新聞紙などの上で1~2週間ほど乾燥させます。

茎の脇にある小さい数粒の塊が種です。

東洋種のほうれん草の種はとげがあります。

西洋種の種は丸く尖っていません。

種ができたら乾燥させて種を取り出して乾燥剤と一緒に封筒や瓶に入れて冷蔵庫で保存するといいようです。

まとめ

採種はお勧めしない人はいるようですが、割と採種はされている方が多いようです。

種まきのときの深さをご紹介しましたが、私が小学生のころ、日葵の種を蒔いたら一人だけひまわりが咲きませんでした。

今思えば深さが浅すぎたか深すぎたかで咲かなかったのかもしれません。

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