長ネギの栽培は春に種をまいて、夏に苗を植えます。
もしくは６月頃に市販されている長ネギの苗を購入し植えるのも手間が省けてお勧めです。
収穫期の晩秋から冬にかけて長ネギは旬を迎えますが、種まきから収穫まで８ヶ月も掛かるため、他の野菜と比べると長丁場と言えるでしょうね。
その分圃場、若しくはプランター栽培なら家庭で、こまめに生育状況を観察する必要があります。
ネギの生育温度は２０℃で土壌の酸度は６～７.４が好ましいと言われています。
定期的に土寄せを行い（目安として４回程度分けて行う）最初と後半の土寄せ時に追肥を行います。
ネギは根腐れを起こしやすい植物なので水やりの方法がポイントになります。
また「さび病」などの菌類の伝染病にかかりやすく土壌の湿度や水はけも生育に影響します。
長ネギの水やり
長ネギは冷涼で乾燥した気候を好みます。
また細菌類が繁殖するのを防ぐために風通しの良い場所を選びます。
土壌は酸性が苦手で生育に影響するため予め石灰を投入し土壌酸度を改善します。
ネギは根の展開の仕方が浅く広く伸びる特性を持つので土壌表面の状態に敏感です。
多湿状態が続き根が湿気に晒されると傷んでしまいます。
乾燥させすぎも生育に影響が出ますので管理が難しいところです。
水やりの頻度は？
基本的に長ネギの水やりの頻度は出来るだけ行わないことが望ましいです。
天候にも左右されますが、土壌表面が乾いてきたらたっぷりと水をやります。
でもあげ過ぎは良くないので、土壌が乾きだすタイミングで水やりを行います。
ポイントとしては土壌表面が乾き過ぎず湿りすぎずを心がけることです。
ただし日中の暑い日に水やりは良くありません。
なぜなら夏場など日中の気温が高い時に水をやると水蒸気で根が傷んでしまいます。
そのまま放置すると根腐れを起こして長ネギは病気にかかったり、最悪枯れてしまします。
まとめ
長ネギは８ヶ月と栽培期間が長く、初心者向きとは言えませんが決して難しい野菜ではありません。
環境（特に土壌環境と水はけ、風通し）にさえ配慮し丁寧に育てていけば立派に美味しい長ネギを収穫することができるでしょう！
まずは事前準備を整えて、丈夫でおいしいネギの栽培に挑戦しましょう！
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