皆さんは「マルチ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

畑を用いて野菜をたくさん作っているよ!という方であればわかりきったことであると思いますが、初心者の方はマルチを知らない方も多いのではないかと思います。

今回は、マルチとは何か?また、マルチを用いた栽培方法についてご紹介します。

白菜 栽培 マルチ

マルチとは?

マルチは、英語の「マルチング」を略した言葉で栽培に適した環境を作るため、畑の表面を覆うカバーのことです。

マルチには黒、透明、緑色など様々な色があり、用途によって使い分けることができます。

大きな枠組みとしては保温効果・害虫防止・雑草防止の3種類で使うマルチを決めています。

白菜栽培に用いるマルチは黒色マルチであることが多く、雑草防止効果や、保水力に乏しい土壌などで湿度を保つ為などに使用を考えるそうです。

マルチを使用する際のメリット・デメリットもあるため、全ての土壌環境においてマルチの使用が推奨されるかといえば、そういうわけではないようです。

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マルチを使った栽培方法

マルチを用いた栽培をする場合は、種まきの時期を1週間程度遅らせて準備を始めます。

畝(うね)の長さよりも長めに切ったマルチをピンと張ってシート押さえと土で固定していきます。

マルチがしっかり固定されていないと、台風などの強風でマルチが飛ばされてしまうなどといったトラブルが起きることがあります!

シート押さえだけに頼らず、マルチの裾は土の中に埋めてしまいましょう。

株間は45~50cmあけて穴をあけていきます。

マルチ用穴あけ器を使うと簡単に切ることができるそうですが、ない場合はカッターなどを利用しましょう。

穴はポットが入る程度の大きさでOKです!

水やりをするときは、マルチの上から水やりをするようにするといいそうです。

適当にやるとマルチに弾かれて染み込まない恐れがありますので、穴の中にもきっちりと入るように水をあげてくださいね。

マルチ栽培の追肥についてですが、マルチの大きさが大きい場合はマルチを持ち上げて追肥をまくそうです。

しかし、小さめのマルチの場合は畝の両サイドに肥料をまくことでちゃんと追肥の効果が期待できるそうですよ。

くれぐれも、穴に無理やり肥料をいれないよう、気をつけましょう!

まとめ

今回は白菜のマルチを使用した栽培についてまとめてみました。

マルチはどの土壌でもOKというわけではなく、特に粘土質の乾きにくい土では、マルチは向いていないとされています。

使用する際は場所を選ぶようにしましょう!

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