大根は使い道が多く、スーパーや青果店では1年中手に入るため、多くの人に愛されている野菜ですよね。
そんな大根を家庭菜園などで栽培してみたい!と思う人もいるのではないでしょうか?
大根は畑やプランター、ペットボトルなどと幅広い状況で栽培することが可能なのです。
今回は、大根の生育の特徴についてご紹介します。
大根の特徴は?
大根は土の中にできる野菜で、にんじんやサツマイモといった同じように扱いがちですが、大根はアブラナ科に属する野菜で、アブラナ科の野菜は虫がつきやすい野菜として有名です。
大根も例外なく害虫被害に合いやすい野菜ですが、同じアブラナ科のカブに比べると生育初期の段階で虫をこまめに取ることにより、比較的、被害拡大を抑えることができる野菜です。
近頃では苗を店で購入してから、またはポットで育ててから移植する方も多いそうなのですが、大根は直根型の野菜であるため、同じアブラナ科の水菜のように苗をポット栽培することは向いていません。
空間の限られたポット栽培により、大根が曲がって生えることや先が分裂して育つまた根になる可能性も考えられます。
ストレスを与えられて歪な形になった大根は、総じて辛くなる傾向にあるそうです。
大根の好む生育環境は?
栽培期間は普通のもので2、3ヵ月程と比較的短い期間で栽培することが可能であるため、初心者の方の栽培にも適しています。
大根は春まき、秋まきがありますが、害虫の被害にあいにくく、作りやすいのは秋まきだそうです。
一般的に春まきで作られた大根は辛みが強く、秋まきで作られた大根は甘くなる傾向にあるそうですよ。
大根は日当たりがよく風通しのよい、17℃~20℃のやや冷涼な生育環境を好むため、真夏の暑さには弱く、そのため真夏は避けるようにして種をまきます。
しかし、10℃以下の環境になると花芽分化という花の芽を作りはじめる生殖活動に切り替わることにより根の成長が止まるため、種まきの時期は非常に重要なものになります。
種を選ぶ際には、栽培の季節にあった種を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は大根の生育の特徴についてまとめてみました。
大根はアブラナ科の野菜の中でも比較的育てやすい野菜であるため、最初は病気に強い種類の種から始めてみてはいかがでしょうか?
うまくできるようになれば、青首大根だけではなく大きな種類や変わった種類の大根に挑戦してみても、楽しいですよ!
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