新生姜や生姜、というものをスーパーなどでよく見かけると思います。

しかし、生姜は一般的に一年中出回りますが 、新生姜はある一定の時期だけですよね。

例えばキャベツと春キャベツ。

春キャベツは春の一定の時期しか出回りませんので、春に採れるキャベツが春キャベツなのかと思いきや、実は品種が違うのです。

生姜の場合もキャベツと同じく、新生姜と生姜で品種が違うのでしょうか?

今回は、生姜栽培の不思議!生姜の保存についてご紹介します。

生姜 栽培 保存

新生姜とひね生姜

新生姜

新生姜といえば甘酢漬け!

みずみずしく辛みが少ないので、サラダなどしても美味しいですよね。

新生姜というのは栽培された生姜を収穫して間もない白い生姜のことを指します。

一つの種生姜を中心に、横に広がるようにたくさんの新生姜がつくことが特徴です。

ひね生姜

ひね生姜とは、生姜を栽培する際に埋める種生姜のことを指します。

なんとなく、養分取られて食べることは出来なさそうな種生姜ですが、なんと!問題なく食べられるそうなのです。

ひね生姜は辛みが強いので、食卓でお馴染みの薬味や生姜焼きなどにすると美味しいですよ。

保存することで・・?

では、普段我々が食べている「生姜」とはいったいなんなのかと言いますと、ひね生姜に当たります。

しかし、種生姜が1に対して新生姜は10個程採れます。

採れた新生姜に対しての種生姜は10:1と圧倒的に少ないわけですが、ここで「保存」の効果が出るわけです。

新生姜を2ヵ月程保存しねかせることで黄色く辛味の強い「ひね生姜」に変わり、スーパーに並ぶのです。

また、ひね生姜に変わることで賞味期限も適切に保存すると1年近くと長持ちすることになりますよ。

生姜が一年中売られているのは、一年中栽培できるからという理由ではなく、保存が効くからということになりますね。

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まとめ

今回は、生姜栽培における保存についてまとめてみました。

生姜は栽培した当初は辛味が少なく白い新生姜で、保存することにより黄色く辛味がつよい生姜に変わるということがわかりました。

ひとつの生姜で2つ、葉生姜を合わせれば3種類の味が堪能出来るのは贅沢ですね!

あなたもぜひ、生姜栽培を楽しんでみませんか?

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