春にいただく旬の食材と言えば“たけのこ”があげられますね。

たけのこは和食だけでなく、フレンチやイタリアン、中華などでも幅広く利用されています。

特に歯ごたえのおいしいたけのこは、根元から穂先までが楽しめ、各料理のよさを引き出してくれる食材でもあります。

そんなたけのこですが、調理しようとする際に包丁を入れると節と節の間に白いぶつぶつがついているのに気づくことがあると思います。

「もしかしたらこれはカビでないか?」と疑問を持ち取り除くこともあるでしょう。

そこで、今回は、たけのこについている白いぶつぶつの正体と取り方に関することがらについてご紹介したいと思います。

たけのこ 白い ぶつぶつ 取り方

たけのこの白いぶつぶつを発見

たけのこはパック詰めしたものは1年中購入できますが、春に採れるものは食べられる期間は限定されています。

あく抜きをするために、たけのこを半分に切るとしろいぶつぶつが付着していることがあります。

また水煮にも同様に付着している場合もあります。

白いぶつぶつの正体は?

この正体はアミノ酸の一種で「チロシン」と言います。

チロシンという名前の由来はギリシャ語の「チーズ」からきています。

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チロシンの効果は?

  • うつ症状を改善する

脳のドーパミンや、集中力を高めるノルアドレナリンの材料となるためうつ状態の治療に役立つ効果があると言われています。

  • 集中力を高める

脳を活性化させるドーパミンやノルアドレナリンの前駆体であるため集中力を高める効果があると言われています。

  • ストレスを緩和する

神経物質を生成し、脳の働きを活発にして、慢性疲労症候群を改善する効果があると言われています。

  • 白髪を予防する

体内でメラニン色素を生成し、黒髪を形成し、白髪を予防する効果があると言われています。

このように体によい成分なのであえて取り除く必要はないと思いますが、もし気になるようでしたら表面から取り方として水で洗い流しても支障はありません。

まとめ

以上、今回はたけのこについている白いぶつぶつの正体と取り方に関することがらについてご紹介させていただきました。

前述したように「チロシン」については様々な効果が謳われていますが、摂取し過ぎると肌のシミやそばかすを発生しやすくする可能性もあるとも言われています。

何事もバランスって大事ですよね。

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