最近、TV番組などでパクチー専門店のパクチー山盛りサラダや山盛りパクチー鍋が取り上げられているのを見たことがないですか?

パクチーは見た目が、日本でもなじみ深い三つ葉に似ています。

どちらもセリ科の一年草の香草ですが、香りは全然違います。

パクチーの強い独特の香りは、好き嫌いが分かれる原因となっていますが、パクチーには複数の香り成分が含まれています。

パクチー 香り 成分

完熟した種子と葉の部分では香りが違う

よく好き嫌いが分かれるのはパクチーの葉、茎、根の部分の香りです。

パクチーはタイ語で、中国では香菜(シャンツァイ)、英語ではコリアンダーです。

パクチーも香菜もコリアンダーも同じ植物です。

日本で主にコリアンダーと呼ばれて使われているのは、パクチーの完熟した種子の部分です。

こちらの香りは葉の部分と違って、万人受けするもので、甘く爽やかでスパイシーな香りです。

パクチーに含まれる主な香り成分は?

  • リナロール
  • ゲラニオール
  • フェランドレン
  • リモネン
  • α-ピネン
  • β-ピネン
  • デセナール

などです。

パクチーを苦手に思う人の香り成分は、乾燥に弱く、香りは軽減されます。

パクチーの香り成分には消化を促進させたり、ストレス性の頭痛の軽減に効果が期待出来たり、排便、排ガスを促す作用などがあるといわれています。

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香りを料理に利用する

パクチーの香り成分は、乾燥や熱に弱いので、生葉を食す時は、料理の仕上げに飾りに盛ったり、刻んでスープに散らすなどして使います。

根の部分は、葉よりも香りが強く、潰してタレにしたり、スープやカレーの香辛料に、また肉などの臭み消しに用いられます。

ちなみにタイでは、パクチーだけを山盛りにして食べることはないようです。

パクチーにはビタミン類が豊富に含まれているので、他の食材と一緒に食べた方が健康な体作りに役立ってくれますよ。

まとめ

パクチーの完熟した種子は、アロマオイルにもなっています。

コリアンダーの精油の主な芳香成分はリナロールで全体の60~70%を占めているといわれ、鎮静作用が期待できるようです。

そのため使用量には注意が必要です。

スパイス系の精油に分類されていますが、リラックス効果があると知られるラベンダーもリナロールが主成分です。

リラックスさせながらもスパイシーな部分がやる気を起こさせるという両面を持ったところがコリアンダーの特徴です。

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