1年を通して、畑で野菜を栽培するとどうしても虫がついてしまう野菜とほぼそうでない野菜があることに気付くはずです。

それも虫がついてしまう野菜はたいていキャベツ、白菜、小松菜などの葉野菜で、せっかく丹精込めて育てたのにその努力が水泡に帰してしまうことも多々あると思います。

そこでモンシロチョウ(アオムシ)の存在です。

春先から秋の初めに舞うこの蝶の幼虫は畑の害虫としては最大の天敵です。

今回、この天敵についてなぜキャベツや他の葉菜を好むのか?

理由を調べましたので、参考にしてみてください。

キャベツ モンシロチョウ 理由

キャベツ畑を舞うモンシロチョウについて

モンシロチョウの生態は?

鱗翅類・シロチョウ科のチョウ。

日本各地に分布し海外では朝鮮・中国からシベリアおよびヨーロッパに広く分布しています。

羽の開帳は45~65ミリで白く前羽先端角とその後方の2紋、後ろ羽前縁の1紋は黒いです。

この名は黒紋に由来し、紋のあるシロチョウの仲間の意味で名付けられました。

裏は淡黄色です。

活動時期は?

春から秋まで数回発生します。

キャベツ・ダイコン・アブラナなど、アブラナ科作物に現れます。

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なぜモンシロチョウ(アオムシ)はアブラナ科(キャベツ以外の葉野菜)につく?

アブラナ科の特徴は?

人が口にするとその独特の辛味を感じます。

例えばダイコンをすりおろすと、辛味の強いダイコンおろしが出来ます。

これはダイコンの細胞が壊れ辛味成分のアリルイソチオシアネートという成分が生まれるからです。

辛味成分は害虫から食害を防ぐためでは?

本来はこの辛味成分は害虫や動物が嫌い毒となる物質なのです。

ではなぜいっこうに食害が減らずに野菜がぼろぼろにかじられる?

ここでモンシロチョウ(アオムシ)の登場です。

この害虫は畑でアブラナ科の野菜をかじることにより細胞を壊し野菜の辛味成分を生成します。

どうやらこの虫は、進化の過程で、本来は毒となりえた辛味成分に耐えることで、他の動物から身を守ろうとしたと考えられています。

毒(辛味成分)のある身体は他の動物たちを寄せ付けません。

まさにその自然界での生存戦略が奏功しているわけですね。

まとめ

今回、幼虫のアオムシがキャベツの食害に至りモンシロチョウが畑に群れる理由について調べてみました。

自然界での生存競争とはいえ野菜農家さんたちの生活をおびやかす害虫はその対策が重要であると改めて思いました。

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