最近、夏場に緑のカーテンとしてゴーヤを育てている家庭をよく目にします。
これからゴーヤ栽培に挑戦するという方もいると思います。
せっかくゴーヤを育てるのですから葉っぱだけでなく実もたくさん収穫したいですよね。
当たり前ですが、ゴーヤもうまく授粉しないと実ってくれません。
そこで、ゴーヤの授粉が失敗しないように原因と対策を解説します。
ゴーヤの受粉の失敗する原因
ゴーヤは基本的には一株に雄花と雌花が咲きます。
受粉した雌花に実をつけるのですが、雌花は子つる、孫つるに多く咲きます。
子つる、孫つるが少ない原因として摘心していないことがあげられます。
結果、雌花が少なく受粉する確率が減るわけですね。
また、通常はゴーヤによってくる虫が受粉を手伝ってくれるので問題ありませんが、マンションの高層階であったり、都市部のような環境で虫の生息数が少ないと自然の受粉は望めません。
ゴーヤ受粉対策
受粉のコツ
確実に受粉してもらうために人工授粉を行いましょう。
ゴーヤの花は朝の方がたくさんの花粉がついています。
授粉は朝10時までに行いましょう。
その時にたくさん花粉を持っている雄花を選ぶことが大切です。
軽く雄しべに触れてみて黄色い粉が指先につくならたくさんの花粉を持っている雄花です。
雄花をはさみで切り取り、雄しべと雌しべを合わせるようにして花粉を付着させます。
雨の日は、人工授粉したら大きな葉をかぶせる等して花粉が流されないようにしましょう。
摘心を行い雌花を咲きやすいようにする
ゴーヤはつるを大きく広げながら育っていきます。
まず、親づるが伸びていきますが、摘心しないと脇芽が伸びていきません。
親づるの脇芽を子つると言い、子づるの脇芽を孫つると言います。
雌花は子づる、孫づるに多く咲きます。
受粉後に実を大きくする為には、真夏までにしっかり葉が生い茂った状態にすることが大切です。
親づるの本葉が4,5枚で摘心し、子づるは上から3本が生育に勢いがありますので、下の方の子つるは切り落とします。
孫づるは放任してかまいません。
まとめ
ゴーヤを育てていて緑のカーテンは高く広く生い茂っているのに実があまり出来ないという方は授粉がうまくいっていないのかもしれません。
特に都市部でマンション等にお住いの方は是非、人工授粉を行ってみて下さい。
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