ズッキーニは、味があまりなく、食感が楽しい野菜です。
しかしある時、ズッキーニを購入したら苦かった、という経験はありませんか？
これって「あく」や「えぐみ」なのでしょうか？
実は、苦いズッキーニは注意が必要なのです。
苦いズッキーニについて、調べてまとめてみました。
苦いズッキーニには食中毒の危険性がある！
なんと、苦いズッキーニには、食中毒の危険性があるそうなのです。
スーパーで普通に並んでいる野菜なだけに、びっくりしますよね。
食中毒といったら、普通、魚介類や肉類を思い浮かべますが、野菜で食中毒というのはあまり耳にしないと思います。
せいぜい、ほうれん草のシュウ酸が有害だというくらいでしょうか。
あるいは、アレルギーを起こすものはいくつかありますが、食中毒というのはめったに聞かないですね。
ククルビタシンという成分
ズッキーニが苦いのは、ククルビタシンという成分が含まれているからなのだそうです。
他のウリ科の植物にも含まれるケースがあり、下痢や腹痛を引き起こす要因になるのだそう。
過去に、集団食中毒事件が起こったこともあったといいますから、ズッキーニが苦かったらこのことを思い出してくださいね。
苦かったら食べるのをやめましょう
ククルビタシンが含まれるズッキーニに当たるのは稀なことなのだそう。
苦いズッキーニは食中毒の危険性があるので、食べるのは控えた方が良いそうです。
ちなみにゴーヤは苦くても大丈夫です
同じウリ科のゴーヤですが、苦み成分は「モモルデシン」という別の成分ですので、食べても毒はありませんので大丈夫です。
まとめ
ズッキーニは、通常苦くありません。
苦い場合には、ウリ科の植物に稀に含まれる、ククルビタシンという食中毒を引き起こす成分が含まれている場合がありますので、おかしいと思ったら食べるのをやめるのが正解です。
なぜなら、昔、ズッキーニの集団食中毒事件があったためです。
以上、ズッキーニが苦い理由と、注意することについてまとめてみました。
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