虫が苦手な人には辛いかもしれませんが、梅にも害虫がつきます。
私も何度か見たことがありますが、あまり気持ちの良いものではありません。
そんな梅の害虫駆除をテーマとして話していきたいと思います。
梅につく害虫ってどんなのがいるの?
梅に寄ってくる害虫は、「アブラムシ」と「カイガラムシ」の2種が主です。
アブラムシは、春先になると新芽の先などに群生を作っているのですぐに分かります。
アリよりもちょっとでっぷりとした緑色の小さな虫が一斉に群がっていますので、ゾっとします。
テントウムシはアブラムシの天敵ですが、アブラムシのお尻から出される糖分に引き寄せられてくるアリに守ってもらいます。
梅の葉や枝、実などにダメージを与えてしまいますので厄介です。
梅の枝などをよく見ると、赤茶色の丸いものが付着していることがありますが、これがカイガラムシです。
その名の通り殻を持つので、農薬を散布しても充分に効果を得られず大変です。
梅の師管液を吸って成長しますから、梅の木の生育に直接的な影響を受けます。
何を使って害虫を駆除するの?
アブラムシは有機リン系や合成ピレスロイド系に対して、薬剤抵抗性をもつとの報告があります。
ですから、農薬を使う場合は同じ種類のものを繰り返し使うよりも系統の異なるものを散布するようにしてください。
アブラムシにはスミオチン乳剤と言う薬剤を1,000倍に薄めて、ちょうど新芽が出始めた頃に散布します。
カイガラムシの数が少ない場合は、使わなくなったクレジットカードなどを使い擦り落としましょう。
カイガラムシを駆除するには、浸透して効果を発揮するアセタミプリド、気門を塞ぐマシン油乳剤などがおススメです。
繁殖期は5月~6月ですので、実梅は収穫した後、花梅は6月の後半までにスプラサイド乳剤を散布しましょう。
冬に入って葉が落ちた頃にマシン油乳剤を散布すると来年以降の発生も防ぐことができます。
まとめ
アブラムシもカイガラムシも放っておくと梅の木を弱らせてしまいますから、しっかりと駆除しましょう。
薬剤を散布する際は、風の強くない日を選び、ご近所の迷惑にならないように注意してください。
ここ数年、私も農薬散布から遠ざかってしまっていましたので、ケアをしていこうと思います。
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