ニラは、ほぼ一年中スーパーの野菜売り場などに並ぶ使い勝手のよい栄養源ですよね。
その食材は、わたしたちの疲労回復やスタミナアップにつなげてくれ、大事な役割を担ってくれています。
そこで今回は、このニラの種類や栽培し育てるにあたっての植え付けや追肥の時期などにポイントを絞ってご紹介したいと思います。
ニラの特徴と種類は?
特徴について
独特の香りがあるニラは中国西部が原産地です。
中国や日本、アジア各国では広く親しまれています。
一方、欧米諸国ではほとんど食されていないまさに東洋の育む野菜と言えます。
ここ日本では古事記に記されるなど古くから知られおり、長い間薬草として利用されていましたが、明治以降になってからは食用として利用されるようになりました。
ニラは寒さや暑さに強く生命力にあふれており、同じ株から1年の内3~4回は収穫が可能です。
1年中出回るニラですが、やわらかい春ニラの4~5月、葉の厚みや独自の風味が増す冬ニラの11~2月が最も美味しい季節と言われています。
種類とそれぞれの特性について
- 葉ニラ
大葉・・・・市場に一番多く出回っています。
小葉・・・・暑さに強い在来種ですが、現在はほとんど出回っていません。
- 黄ニラ
葉ニラを遮光した状態で栽培します。
ニラの芽が現れる前の根株に覆いを被せ、光を制限します。
別名は「にらもやし」と呼ばれニラ特有の臭みがなく柔らかいうえ甘みがあります。
中華の食材として利用されます。
- 花ニラ
ニラの花茎と蕾部分を食べる中華料理で使われる品種です。
香りは強くなく、甘みを伴い、歯触りのよい食材となります。
別種で「ハナニラ」というものがあり観賞用なので食べないようにしましょう。
ニラを植える時のポイントについて
ニラは多年草でありほとんど手間をかけなくても一度植え付ければ2~3年で育ち、株分けして植えかえれば新たに収穫が可能となります。
ここでは苗を購入して植える時の重要なポイントについて紹介します。
植え付け時期と追肥時期のタイミングが重要です。
植え付け時期
3月中旬~下旬、9月中旬頃がよいでしょう。
栽培にあたってのポイント
- 1年目は収穫せず株の成長を見守りながら時々追肥を行い株の充実をはかり、2年目からは月に一度ぐらいのペースで追肥を行う。
- 除草をなるべく入念に行う。
- 収穫後は、追肥して中耕しておく。
- 収穫量が落ちてきたら株分けを行いさらなる収穫を図る。
まとめ
以上、今回はニラの種類や栽培し育てるにあたっての植え付けや追肥の時期などにポイントをしぼってご紹介させていただきました。
ニラには人の身体を温め血液の循環をよくする効果があると言われています。
代謝が不安定なひとは積極的に摂りたい野菜ですね。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事