食料自給率の低い日本で、枝豆はどのくらい国産のものが生産されているのでしょうか。

枝豆というと、日本各地のの畑で栽培されており、輸入されているイメージはあまりありませんよね。

枝豆は、数量でいうとどれくらいの量が生産されていて、自給率は何%くらいなのでしょうか。

調べてまとめてみました。

枝豆 生産量 自給率 日本

枝豆の生産量

農林水産省によると、平成28年において、枝豆は日本全国で約66,000トン収穫され、出荷されたのは約49,700トンでした。

最も枝豆の収穫量が多かった県は、千葉県、群馬県、埼玉県の順に多く、特に関東地方は全体的に収穫量が多い傾向にありました。

枝豆の自給率

枝豆の自給率は50%よりも少ないのだそう。

意外にも、国産枝豆の割合は少ないということがわかりました。

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実は輸入枝豆も多い

枝豆の自給率が5割弱ということは、輸入量はそれを上回っているのです。

71,000トンほどを輸入に頼っており、そのほとんどが冷凍された状態で届くのだとか。

主な輸入先は台湾、タイ、中国とのこと。

気になる大豆の自給率は?

枝豆が熟すと大豆になります。

大豆と言えば、遺伝子組み換え食品のイメージがつき、なるべく国産の遺伝子組み換えでないものを買いたいと思う人も多い

はず。

しかし残念ながら、大豆の自給率は枝豆よりずっと低いのです。

大豆の生産量は平均して約200,000トンほど。

これは、食用大豆の約2割にしか満たず、残りの約8割は輸入に頼っているのだとか。

味噌、しょうゆ、豆腐などの原料になる、日本人の生活に欠かせない大豆。

近年は消費者の不安な声を反映し、国産大豆の生産量は増加しているのだそう。

まとめ

枝豆の生産量は、年間約66,000トンであり、自給率は5割未満です。

残りの5割は輸入に頼っており、香港などから冷凍した状態で届きます。

ちなみに、枝豆が熟してできる大豆の生産量は約200,000トンで、自給率は約2割ほど。

以上、枝豆の生産量や自給率について、調べてまとめてみました。

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