他の野菜と同じように、インゲンにも播種の時期があります。
時期を間違えると全く育ちません。
播種の時期を正しく認識し、たくさんインゲンを栽培しましょう。
インゲンの生育条件
播種する前にまずはインゲンの生育条件を学んでおきましょう。
生育条件は播種の時期にも関係してきます。
生育条件を理解することで播種も正しく行えるようになります。
基本的な生育環境
生育適温は15℃~25℃です。
この温度からも分かるようにインゲンは暖かい気候を好む野菜です。
ただし暖かい気候が好きとは言え、暑さには弱く、暑すぎると花が咲かずに実もなりません。
また、寒さにも弱い野菜で、特に霜に弱いので、霜が降りるような気候では育ちません。
品種によって若干異なる
暑さに弱いインゲンですが、インゲンの品種によって生育環境も若干異なります。
インゲンにはつるありインゲンとつるなしインゲンがあります。
このうち、つるありインゲンは暑さに強いです。
そのため、暑い夏でも実をつけてくれます。
暑い時期でもインゲンを育てたいという場合は、つるありインゲンを育てると良いでしょう。
播種の時期
インゲンは関西の方では「三度豆」とも言われます。
これは、1年の間に3回インゲンを収穫できるところからそう呼ばれています。
3回収穫ができるということは3回播種できる時期があるということです。
播種の時期はいつなのでしょうか。
播種の時期とは
インゲンの播種の時期は4月~6月中旬頃になります。
温かい地域では4月の早い時期から播種することができますが、寒い地域では少し遅めに播種するようにしてください。
インゲンは霜に弱く、4月でも霜が降りる地域ではすぐに枯れてしまうからです。
また、お盆があけた時期からも1度播種をすることができます。
ただし、暑いと実がならないので、9月入ってすぐに播種をするか、暑さに強いつるありインゲンを育てるようにしましょう。
播種する際の注意点
播種する際は、種のおへそを下にして蒔くようにしてください。
おへそを下にすることで発芽率がアップするからです。
また、つるありインゲンとつるなしインゲンで収穫するまでの長さが違うことを念頭においてください。
三度豆と言われるように三回育てたいのであればその3回のうちの1回をつるなしインゲンにすると収穫しやすいでしょう。
つるなしインゲンの方が収穫までの期間が短いからです。
また、インゲンは連作を嫌うため、同じ土壌ではインゲンを育てないようにしましょう。
病気になる確率が高まります。
まとめ
インゲンは1年で3回も収穫できるんですね。
3回も収穫できるならぜひ収穫してみたいですよね。
播種の時期に気を付けて栽培するようにしましょう。
またつるありインゲンやつるなしインゲンのように品種が異なるだけで播種の時期を変えることができます。
品種にも注意をして播種するようにしましょう。
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