きゅうりはそのぱりぱりとした食感や、さっぱりとみずみずしい味から、夏の涼味としてよく知られていることでしょう。
ですが、きゅうりは結構足が早い食べ物で、なかなか保存しておくのが難しい野菜としても知られています。
冷蔵庫で保存していても1週間が限界だとすると、急いで食べなければいけないので少し使いにくい、と感じてしまう人もいるかもしれません。
そんな時に、塩もみ、塩漬けにして保存するとよい、という話を聞いたことがある方は少なくはないのではないでしょうか。
ですが、野菜の調理の話で良く聞く調理すると栄養素が減ってしまう、という話の通り、塩もみすることで減ってしまうものもあるのかもしれない、と思われる方も多いと思います。
では、実際どの程度栄養素に変化があるのでしょうか。
きゅうりの栄養素は?
きゅうりは、よく知られていることですが、もともと栄養素があまり含まれていない野菜です。
水分が90%なので、ギネスブックにも世界一栄養がない野菜といって登録されているほどの野菜です。
一応、ビタミンやミネラルなどが含まれているので、食べて体に悪いというようなことはありません。
ただし、どんな効果があるからきゅうりを食べたほうがいい、というようなことはあまり言えないかもしれません。
塩もみすると栄養素は損なわれてしまうの?
きゅうりを塩もみした際に、実際栄養素に変化はほとんどありません。
減る成分もあれば、増える成分もあるのですが、その変動は無視できる程度なので、必要以上に心配する必要はないでしょう。
ぬか漬けにした場合には、ビタミン類やカリウムなどが大きく増えるということで、注目されています。
なので、きゅうりで栄養素を摂りたい場合には、ぬか漬けにすることがおすすめかもしれません。
まとめ
ぱりぱりとして食べやすいきゅうりですが、あまり栄養素は含まれておらず、また、塩もみによっても特に大差はないようです。
少し残念ですが、やはり食べやすい野菜だということには間違いないのでしょう。
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