愛知県のキャベツは、長期出荷です。
一般的には、品種により秋に種をまき春~夏に収穫する春玉(春キャベツまたは、新キャベツ)と夏に種をまき冬に収穫する冬玉(冬キャベツまたは寒玉)の2タイプが主流です。
キャベツの旬は365日
キャベツは年間を通して露地栽培されているので、旬は365日です。
10月中旬から翌年6月下旬までの8ケ月間に及ぶ長期出荷を実現し、安定供給とともに、農家収入の増大、農地利用率の向上等に大きく貢献しているのです。
作付面積が愛知県は全国一で、現在では、温暖な気候や用水が整備された立地条件を活かして東三河地区を中心に生産され、全国の消費地に出荷されています。
農業用水の整備
明治用水、豊川用水、愛知用水、矢作川用水などが、農業の規模拡大をささえてきました。
日本列島のほぼ中央部にあり、流通上有利なことも農産業発展の一因と思われます。
キャベツの効用
- 腸の調子を整える食物繊維を多く含むので、便秘予防が期待できます。
- 「キャベジン」ともよばれているキャベツ特有の成分ビタミンUが、胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にする働きがあるといわれています。
- 淡色野菜の中では、ビタミンCが豊富です。
料理のコツ
- 春玉(春キャベツまたは、新キャベツ)は「生」
- 冬玉(冬キャベツまたは寒玉)は「加熱」
キャベツは相性のいい食材が多く、和洋中を問わず、幅広く料理に活用できます。
春玉は、サラダなど生で食べたほうがシャキシャキ感を楽しめるうえ、熱に弱いので、「キャベジン」を壊さず摂取できます。
トマトなどの野菜と「自家製野菜ジュース」「青汁ジュース」にして、酸(酢やレモン)で青臭さも消えてビタミンCの損失を抑えます。
ビタミンCは、水溶性なので調理前に水にさらす時間はできるだけ短くしてください。
冬玉は、荷崩れしにくいシチュー、ロールキャベツなどの煮込み料理に最適です。
煮汁に溶け出しているビタミンやカリウムはスープに活用されるといいですね。
まとめ
キャベツは、生でも加熱してもおいしく食べられる食材。
全国に誇る愛知県産のキャベツで素材の持ち味を活かした献立を楽しみながら、健康維持を図りましょう。
原則的には、新鮮な生な野菜を食卓にそえることが一番よいでしょう。
春玉・冬玉とも、巻がしっかりして重みのあるものを選びます。
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