キュアリング(curing)とは、イモなどを腐らせずに貯蔵するための技術のことです。

イモは、収穫したときの切り口から腐らないように、温度や湿度を調整した場所に保管します。

そうすることで、長持ちさせることができるのです。

では、かぼちゃの場合のキュアリング技術とはどのようなものなのでしょうか?

場所や期間についてまとめてみました。

かぼちゃ キュアリング 方法 場所 期間

傷口から腐らないようにしよう

収穫したとき、切り口はみずみずしい状態になっています。

この傷口からは腐りやすいので、乾燥させる必要があります。

乾燥させると、切り口の部分がコルク状になります。

こうなれば、もう切り口から腐る心配はありません。

かぼちゃのキュアリング

かぼちゃの場合は、イモと違って追熟させるところまでをキュアリングといいます。

収穫してから追熟させることで、甘みが増すのです。

ただし、甘みは増しますが、ホクホクとした食感は少し失われます。

かぼちゃを貯蔵する場所のポイントとしては、風通しが良いことが大切です。

さらには、雨が当たらないような屋根のある場所に貯蔵することが必要です。

地面に直接置いたり、箱に入れたりするのではなく、スノコを置いてその上にかぼちゃを並べます。

乾燥させ、日の光や雨を当てないようにし、高温でない場所に置きましょう。

収穫したときの切り口が乾いたら、10度以下で保存することが理想です。

かぼちゃの旬の時期には台風が来ることもありますから、強い雨風にさらさないようにします。

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キュアリングの期間とは?

追熟させたいといっても、あまりにキュアリングの期間が長すぎると腐ってしまいます。

品種によって異なりますが、短いもので1週間、長いもので1ヶ月程度かかります。

まとめ

キュアリングとは、収穫したときの切り口がコルク状になるまで乾燥させ、カボチャの場合は追熟させるところまでをいいます。

風通しが良く、雨や直射日光の当たらない場所に1週間から1ヶ月の間貯蔵します。

このとき、地面に直置きではなく、屋根のある場所で、スノコを敷いた上に貯蔵するのがポイントです。

以上、カボチャのキュアリングの方法や、貯蔵場所、期間について調べてまとめてみました。

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