オクラの果実部分には害虫を防ぐため、毛状突起と呼ばれる産毛のようなものが生えています。
これは害虫の吸汁加害を防ぐために、虫が歩きにくくする為の植物の防衛機能だと言われています。
その為、オクラの栽培で気を付ける害虫は、葉っぱ部分やヘタの部分についてしまう害虫と言えるでしょう。
オクラにつく主な害虫について調べてみました。
果実部分は産毛が害虫を防ぐ?
オクラの果実部分に生えている産毛は、ヘタから先端に向かって生えています。
また、オクラの果実はヘタを下に、先端部分が上に向いた状態で成長します。
その為、害虫が果実の先端にとりついたとしても、産毛が邪魔をして果実の部分に行けないようになっているようです。
このようにオクラは、産毛によって種が含まれている果実部分に害虫が取りつかないように防衛機能を備えているようです。
主な害虫とその対策とは?
果実部分には害虫が付きにくいようですが、葉っぱや茎の部分には害虫がついてしまうことがあるようです。
主な害虫について調べてみました。
カメムシ
つぼみやヘタの部分から吸汁するムシで、強くつまむと独特の刺激臭を放ちます。
この虫が吸汁すると果実部分がやわらかくなったり、悪臭が付いてしまうこともあるようです。
薬剤散布の他、悪臭を防ぐためにガムテープ等で地道にとる方法などがあります。
ワタアブラムシ
5mm程度のムシで、集団で葉っぱの裏や茎などから吸汁加害します。
また、この虫は植物病のウイルスを保持しているため、注意が必要とされています。
薬剤散布の他、繁殖率が高いため、見つけたらすぐに潰すなどの処置や、反射光を嫌うため、光を反射するテープをまわりに巻いておくのも効果的だと言われています。
オオタバコガ、フタトガリコヤガなどの幼虫
ガの幼虫は、オクラに数多くつくことは稀ですが、1匹の被害が大きくなるため見つけ次第、すぐに処理する必要があると言えるでしょう。
まとめ
オクラは、果実部分に害虫が付きにくいとされていますが、栄養を作る葉っぱや茎などに被害があると果実部分も育ちません。
適切に害虫対策を行い、栄養あるオクラを育てていきましょう。
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