きゅうりを育てるときには連作障害のことを知っておく必要があります。

特に毎年きゅうりを育てたいという人は要注意。

連作をすることで、思わぬトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。

今回は連作障害とはどんなものなのか、その基本的な部分を見ていきましょう。

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連作とは

連作とは同じところで、同じ植物、もしくは同じ科の植物を続けて育てることです。

きゅうりの場合は、1回その場所で育てたら、2年以上は休ませる必要があると言います。

ちなみにきゅうりと同じ科の植物にはスイカ、カボチャ、ゴーヤなどウリ科の植物があるので、こちらも合わせて覚えておきましょう。

どうしていけないの?

同じところで続けて育てると、土の養分が偏ってしまい、十分な栄養がきゅうりに行かなくなってしまいます。

また、病原菌や害虫といったものも増えるため、病気にかかりやすくなってしまうのです。

連作障害の症状

連作障害が起きるとどうなるかと言うと、株の成長が悪くなったり、遅くなったり、もしくは生育不足になったり、病気にかかりやすくなったりします。

つまりは、美味しいきゅうりを収穫できなくなってしまうということ。

実がなる前に途中で枯れてしまうこともあります。

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つる割れ病

きゅうりの連作をすると、つる割れ病にかかる可能性も増えます。

葉が枯れ落ち、つるが割れたようになってしまい、生育不足が見られます。

対策は?

連作障害を起こさないためには、とにかく連作をしないこと。

プランターで育てる場合は、土を入れ替えれば良いですね。

できれば完全に入れ替えたほうが良いのですが、半分ほど堆肥にして、よく混ぜ込んでも対処できます。

土を入れ替えられない畑での栽培では、薬剤での土の消毒、もしくは太陽熱での土の消毒が有効です。

また、畑を4~5区画に分けて、毎年育てる植物をローテーションして連作にならないようにするのも良いでしょう。

まとめ

きゅうりは連作すると生育不足や病気にかかりやすくなるなどの連作障害が見られることがあります。

必ず起こるというわけではありませんが、美味しいきゅうりが収穫できなくなってしまう可能性があるので、連作は避けたほうが無難ですね。

同じ場所で育てたいなら土の入れ替えや消毒を行うようにしましょう。

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