安くて美味しく手に入りやすいもやしは、まれに食中毒を起こすことがあります。
その原因について教え致します。
腐った状態
もやしは、消費期限が短く傷みやすく腐りやすい野菜なので、
- もやしの袋に水が溜まっている
- 酸味のような酸っぱい臭いや普段と違う臭いがする
- 芽の部分が黒く変色している
- 茎が元気がなくはりがない
これらは腐った状態と判断していいでしょう。
必ずではありませんが、腐った状態の物を食べると食中毒の原因にもなるので、もったいないと思っても食べずに捨てたほうが良いでしょう。
食中毒
もやしは日光があたらない高温多湿の薄暗い場所で栽培されているため、菌に対する抵抗力がとても弱いです。
そのため、菌が繁殖しやすく腐りやすいです。
もやしは、収穫後に洗浄され袋詰めされて出荷されますが、スーパーに出回るころには、1gに対して100万から1000万ほどの菌が繁殖していると言われています。
その菌には、食中毒の原因となる大腸菌やO-157、サルモネラ菌などが含まれております。
もやしなどの水耕栽培で作られている野菜は、路地野菜と比べて大腸菌検出率が高いと言われております。
そのため、生で食べるより加熱調理することを勧めています。
しかし、食中毒となる原因の菌は、加熱しても消えることのない菌もありますので、加熱したらかならず大丈夫と思わないようにしましょう。
食中毒の疑いのある症状
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
などがあったら、速やかに病院に行きましょう。
食中毒の検査は、便や嘔吐物などで検査しますので、怖がらず受診しましょう。
原因
食中毒の原因は、種子が汚染されていたか、もやし農場の労働者がもともと感染していたかのどちらかだそうです。
そして、水道水でなく地下水を使う場合、地下水が排出物で汚染されれば大きな問題なので、水の安全確保もとても大切です。
まとめ
すぐ手に入り、安くて家計を助けてくれるおいしいもやし。
安いからついついとたくさん買ってしまい、腐らしてしまうもやし。
そして、もやしは傷みやすく腐れやすい野菜なので、買ってきたらなるべく早く食べて、食中毒にならないように気をつけたいものですね。
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