春菊を調理する際には、アク抜きをした方がいいのでしょうか。

独特な風味や香りからは、あくが強いといった印象を受ける人も少なくはないようです。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

春菊 あく抜き 必要

春菊のあく抜きは必要なのか

野菜を料理する際にはあく抜きをする必要があります。

あく抜きをすることによって、食材の変色を防ぐものや、苦味やえぐ味を除くためにあく抜きをする食材もあります。

あく抜きをする野菜の代表的なものにはほうれん草がありますが、ほうれん草には「シュウ酸」と言う成分が多く含まれており、体内でカルシウムと結合して、シュウ酸カルシウムになり、結石の原因にもつながるのです。

シュウ酸カルシウムが出来ると、鉄分の吸収を阻害するなどの働きも行うと言われています。

春菊もほうれん草のように緑色をしていて、同じ緑黄色野菜なので、アク抜きをする必要があるのかと思われますが、アク抜きの必要はありません。

ほうれん草程シュウ酸は入っておらず、気にするような量はないので、そのまま洗って加熱調理に使ったり、生で食べたりすることが出来ます。

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春菊の下ごしらえはどのように行うと良いの?

春菊は11~2月が旬の野菜です。

ほうれん草と同じくらいにβカロテンを多く含み、小松菜と同様のカルシウムを含みます。

お浸しや和え物として食べる場合には、下ごしらえをしてから調理をします。

鍋物やすき焼きにする場合には、下ごしらえをせずにそのまま調理します。

どちらの食べ方でも、調理をする前には良く洗いましょう。

下ごしらえをする際には、春菊の堅い部分である株元を2~3cm程度切り落とします。

そのあと春菊を良く洗い、汚れや農薬をしっかりと落としましょう。

ボウルに水を入れて春菊を入れた後、流水を当てるようにして5分程度洗うと良いでしょう。

もっとしっかりと洗いたいときには、1本ずつ洗うと良いですね。

茹でる時には、葉っぱよりも固い茎から茹でるようにすると、全体的にしっかりと茹でることが出来ますよ。

まとめ

春菊にはあく抜きが必要と言ったイメージがありますが、アク抜きをすることなくしっかりと洗えば生でも食べることが出来ます。

下ごしらえも、どのような料理を作るかによって必要がある時とない時があります。

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