せっかく大切に育てて収穫するのを楽しみにしていたズッキーニの花や実が腐ったりして、残念な思いをしたことはないでしょうか?
ズッキーニの花が枯れて実が腐ってしまう原因やつるぼけについてお伝えしたいと思います。
ズッキーニの花が枯れて実が腐る原因は?
ズッキーニの花がかれてしまったり実が先端から腐ってしまう原因は、
- 受粉が上手くいかなかった
- つるぼけになってしまった
と思われます。
ズッキーニの雌花の咲き始めの頃は気温が安定しないこともあるので、受粉が上手くいかないことも多いです。
最初のうちは人工授粉をして着果させて、気温が高くなってくれば自然に受粉して実がつくようになります。
つるぼけは、肥料分が多過ぎて葉ばかりが茂って雌花が咲きにくくなったり、実が成長しなくなってしまいます。
つるぼけになったら、追肥を施さずに放ったらかしにして肥料分を消費させて、生育が収まったらまた着果します。
ズッキーニは、未熟な果実を収穫する野菜のために、果実が出来始めたらいつ収穫しても構わないようです。
果実が肥大するのを待っているうちに、表皮の艶がなくなり採り遅れてしまうことも多いので収穫時期の後半は、小ぶりのうちに収穫して株疲れさせないようにしましょう。
つるぼけについて
つるぼけとは、植物に葉や茎ばかりが生育して花が咲かなかったり花が咲いたとしても結実しない症状のことをいいます。
つるぼけの主な原因は、
- 窒素過多
- 肥料過多
- 水分過多
- 日光不足
- 風通しが悪い
などです。
窒素過多や肥料過多の場合は、対処方法としては肥料を控えることや、周囲に肥料を消費してくれる植物を植えるといいです。
水分過多の場合は、水あげを減らします。
つるぼけの対策と予防方法は?
つるぼけの対策と予防方法としては、つるぼけにならないように肥料を適正に施すようにします。
つるぼけ症状になってしまった時は、いかに早期発見し早期対策するかで正常に戻せるかどうかになるそうです。
つるぼけを予防するのは、肥料の与え方が重要です。
肥料成分の中で窒素が多いとつるぼけになる可能性があります。
窒素成分は、枝・葉・つるを伸ばすための成分で窒素が過剰だと、つるや葉だけが生長して、花をつけなかったり咲かせなかったりします。
株が生長するためには適正な肥料は必要ですが、必要以上の追肥を施すのは肥料過多でつるぼけを発生させてしまいます。
肥料過多が原因でのつるぼけの間は、摘果をせずに肥料を消費させる・追肥を止めて、土中に残留しているであろう肥料成分を水で流亡するように促しましょう。
3日~5日くらい毎日大量の水を与えると、肥料成分がどんどん流れていくことで肥料成分が薄れて、つるぼけが改善する可能性があります。
まとめ
植物にとって肥料は大切な栄養源ですが、栄養の取り過ぎは禁物といったところでしょうか。
病気などを発症させないように肥料は適正な量を施すようにしましょう。
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