ズッキーニが病気にならないためにも、日頃から手入れやよく観察をすることが大事です。
それでももしモザイク病になってしまったら？
モザイク病対策やモザイク病治療の農薬についてまとめてみたので参考にしてみて下さい。
モザイク病とは？
モザイク病は、野菜など多くの植物に発生する病気です。
初期症状は先端に近い新葉に薄い緑色の斑点が出たり、葉脈に沿って緑色が薄くなったりして、症状が進行すると濃淡の斑模様であるモザイクが発生します。
モザイク模様の症状は徐々に株全体に広がって花やがくなどにもモザイクが発生して、葉の縮れなどさまざまな変形や黒色の斑点などを発症します。
モザイク病はウイルス病で感染すると治療法がない病気です。
モザイク病を放置してしまうと、葉が糸状の細くなってしまったり葉脈の緑色だけ濃くなったり更に、葉や茎の形が歪んだり萎縮したりと奇形が発生します。
奇形は葉や茎だけではなくて果実にも発生してしまいます。
モザイク病の発生する時期は、3月～11月の期間に発生します。
モザイク病の発生原因は、アブラムシなどの害虫が媒介となり発生します。
人間によるウイルスの媒介でも発生します。
ズッキーニのモザイク病対策は？
ズッキーニのモザイク病対策としては、
- シルバー色のマルチシートを敷きアブラムシが付着するのを防ぐようにする
- 幼苗時期にはトンネルにビニールで幼苗を覆ってアブラムシが付着するのを防ぐようにする
- 収穫に挟みを使用する場合には使用する度に消毒をするようにする
- 苗の周りに防風ネットや防壁になるような植物を植えて、菌の飛来を防ぐようにする
- モザイク病に抵抗のある接木苗を植えるようにする
などになります。
モザイク病治療の農薬について
モザイク病はウイルス性の病気なので、農薬などの治療薬は無くて予防するしかありません。
モザイク病の原因となるアブラムシを見付けたら完全に駆除するようにしましょう。
アブラムシが活発に活動する時期は人力での駆除は難しくなるので、防虫ネットなどで苗をアブラムシから守るようにしましょう。
農薬などの薬剤を使用せずにモザイク病を予防する場合には、ヒメテントウムシやヒメハナカムシなどアブラムシを餌とする益虫が近付きやすい環境にしましょう。
モザイク病やアブラムシが蔓延してしまったら、農薬のアブラムシを駆除する薬剤の利用も検討しましょう。
生育初期や決められた量や回数を守っての薬剤散布ならば、そんなに問題はない可能性があります。
アブラムシの駆除の効果に期待できる薬品は、野菜全般にはベニカマイルドスプレーなどがあります。
まとめ
ズッキーニの苗にアブラムシを発見したら直ぐに駆除して、ズッキーニの苗を病気から守りましょう。
病気にさせないためにも早期発見と早期対策することが重要ですよね。
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