ゴーヤって沖縄の郷土料理とかで有名ですが、最近ではグリーンカーテンを作ったりと様々な使い道があります。
もちろん育てて収穫する方もいると思います。
自然に受粉を待つより、人工授粉を試みた方が確実に結実します。
そこで、ゴーヤの雄花と雌花の違いや咲く割合について調べてみました。
ゴーヤの雄花と雌花の違い
ゴーヤの雄花と雌花は一見すると同じ様な小さな黄色い花のように見えますが、雄花は中央に黄色い雄しべがあります。
花の下はガクがありますが、ガクの下は小さな丸い膨らみがあるだけで、その下は細いツルに繋がっています。
雌花は花の中央に黄緑色の雌しべがついています。
花の下には、ミニチュアサイズのゴーヤがついています。
雌花の雌しべに雄花の花粉が付くと受粉し、雌しべの下にあるミニチュアサイズのゴーヤが膨らみ始めてゴーヤの実になります。
ちなみに、ゴーヤのように雄しべと雌しべに分かれていて、他の花から花粉をもらって受粉することを「他家受粉」、同じ花に雄しべと雌しべがあり一つの花の中で受粉を行うことを「自家受粉」と言います。
自家受粉は確実に子孫を残すことが可能ですが、自分以外の株から遺伝子を受け取る機会を失ってしまいます。
ゴーヤの様な他家受粉は自分以外の株から遺伝子を受け取り、より強い種を保存し、より丈夫な子孫を残すため雄花と雌花に分かれているのです。
人工授粉させる時は朝一番が良いです。
雄花は夕方には落ちてしまいます。
ゴーヤの雄花と雌花の咲く割合
ゴーヤをよく観察すると、雄花の方が多いことに気が付くと思います。
ゴーヤの雌花は全体の1割しか咲きません。
しかもある時期まで雌花は全く咲きません。
ゴーヤは夜の時間よりも昼の時間が長い間は雌花が咲かない性質があります。
雌花は夏至を過ぎた7月上旬から咲き始めます。
ゴーヤの株が大きく生育する前に雌花が咲き実をつけてしまうと株はそれ以上大きく生育しなくなってしまいます。
その為、株が大きく生育するのを待って雌花が咲くのです。
まとめ
ゴーヤの雄花と雌花の違いは特に花の下を見てもらうとすぐにわかると思います。
7月の上旬まではなかなか雌花を見かけることはないと思いますが、1割しか咲かない雌花を見かけたら大切にしてあげて下さいね。
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