玉ねぎ栽培の歴史は非常に古く、なんと紀元前数千年前から行われてきたようです。
玉ねぎの起源は西アジアだと言われていますが、インドやトルコなどで野生種に近い品種が栽培されているのが確認されているだけで、野生種は未だ発見されていないようです。
あまり知られていない玉ねぎの歴史について調べてみました。
一番古い記録はピラミッド建築のとき?!
玉ねぎの起源と言われている西アジアから、玉ねぎの栽培は西へ広がっていったと言われています。
古い記録では、エジプトのピラミッド建築時の労働者への配給品の中に、にんにくや大根と一緒に、玉ねぎが含まれていたと記載があると言われています。
紀元前27世紀ごろから栽培されていたという記録も残っているようです。
肉体労働者に対して配給されていたことから、既にこの時代から、玉ねぎの疲労回復成分が認められていたのではないか、と考えられています。
ヨーロッパに広まった頃から、玉ねぎの品種改良が進められ、東ヨーロッパでは辛味の強い品種、南ヨーロッパでは甘みの強い品種が作られたとされています。
その後、玉ねぎの栽培はアメリカに伝わり、さらに多くの品種が開発されていったとされています。
日本に食用として伝えられたのは明治に入ってからで、明示4年に札幌で試験栽培が始まったと言われています。
名前の由来はUNION?
玉ねぎの英語「ONION」は、集合体を表す「UNION」に由来していると言われています。
これは玉ねぎの葉が重なり合って、可食部を生成していることからだと考えられているようです。
日本語の「玉ねぎ」は、中国語由来の「葱頭」を玉ねぎと読んでいたとされています。
さらに時代が進み、明治時代の書物などでは「球葱」と記載があり、球体のネギから付けられたと考えられています。
まとめ
玉ねぎは紀元前の頃から、栄養豊富であることが認められており、肉体疲労時や日々の健康食として食されてきたようです。
現在では大腸がんやアンチエイジングについても、その効果が確認されているようです。
昔と比べて様々な品種が出ていますので、好きな品種を見付けて、毎日の食事に健康豊富な玉ねぎを加えてみることをオススメします!
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