カレーライスはインドから伝来していない!?
カレーライスは発祥の地インドから直接日本に伝来したのではなく、西洋風にアレンジされたレシピが英国から日本に渡ったのが最初です。
その背景はインドがイギリス植民地時代に英国人ヘイスティング(後の初代・ベンガル総督)がスパイスと米を本国に持ち帰り当時のビクトリア女王に献上したのがきっかけで日本に伝来しました。
そのおかげでインド式のサラサラした辛みの強いものではなく、小麦粉でとろみをつけビーフシチューのような仕上がりが特徴のカレーが日本では「カレーライス」として定着したのです。
また日本で最初に作られたカレーがニンジン・ジャガイモ・肉を入れたもので、そのレシピがそのまま世間に広まったため、日本ではカレーと言えばニンジン・ジャガイモ・肉を使うものということになりました。
1870年ごろ
英国でアレンジされたカレーはスパイスをいちいちすり潰して調合しなくても良いように、取扱いの簡単な「カレー粉」として姿を変え日本へ渡ります。
諸説ありますが(海軍の料理人が広めた、札幌農学校開校の父クラーク博士が最初など)まだまだ一般には知名度が低かったカレーライスです。
それから30年後の1900年ころ洋食屋のメニューとして定番化することをきっかけに普及が進みました。
このころから既にカレーの具は当時から手に入りやすかったジャガイモ・ニンジン・各種肉というスタイルで社会に浸透していきました。
カレーを作るときは、面倒でも玉ねぎをあめ色に炒め(完全なあめ色でなくてOK)、櫛形に切ったトマトを入れ形が崩れるまで炒め、あとは肉・じゃがいも・にんじんで普通に作れば、ちょっとしたレストランの味に。肉やルーはお好みのものでどうぞ。
それにしても、茶色い食卓・・・ #おうちごはん pic.twitter.com/82zy1sBely— 子ヤギ牧場・のんびりツイート♪ (@koyagifarm) 2017年11月3日
まとめ
カレーライスはまさに庶民の味方!
安価に手に入る具材で美味しく頂けるカレーライスは瞬く間に国内に広まり、日本の3大家庭料理に上り詰めました!
日本に伝来したときに比較的手に入りやすいということもあり、もともとのレシピにもニンジンがあったのは周知の事実です。
そして煮てこそ栄養価が上がり、辛いカレーに甘みを添える具材としてニンジンもカレー人気の一端を担ったという功績が大きいと思います。
今後もカレーライスの人気は衰えることはないでしょう。
そしてカレーライスの具材からニンジンが消えることもないのです!
みなさん!
今晩はカレーで決まりですね!!
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