インゲンは初心者に育てやすく、特につるなしインゲンはプランターでも手軽に育てやすいといわれていることから、家庭菜園で楽しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、インゲンは連作が嫌いといわれているのをご存知でしょうか。
毎年同じ場所に同じ種類の野菜を植えることを連作というそうなのですが、連作することで、病気にかかりやすくなる野菜もあるそうなのです。
まさにインゲンがそうなのですが、そのインゲンをプランターで育てるとなると、毎年土を変えるのが望ましいといわれています。
またインゲンは水はけのよい土を好みます。
最近は長雨が続くことも多いですが、プランターで育てると水はけや湿気も気になるところですよね。
プランターでインゲンを育てていて、葉が黄色く変色しているのに気づいたことはありませんか。
これは何かの病気なのか気になりますよね。
今回は、インゲンの葉を黄色くする原因となる病気をいくつか調べてみました。
考えられる病気
モザイク病
葉がまるでモザイクをかけたように変色する病気です。
最初は薄い緑色の斑点や、葉脈のあたりの緑が薄くなるところから始まります。
病状が重くなると、モザイクのような葉の色になり、萎縮し生育が悪くなってしまうといわれています。
この病気の厄介とされているところは、薬剤がきかないといわれているところです。
基本的にこの病気を広げる原因となるアブラムシの除去を行っていくしか対処方法はないとされています。
予防策としてはやはり連作をさけること、健康な種を使うこと、アブラムシに気をつけることと、この病気に強い品種を選ぶことなどがあげられるようです。
かさ枯病
葉に斑点ができ、斑点の周りが黄色くなります。
そして株全体が黄色くなり、枯れていくといわれています。
この病気にきくといわれている薬品はありますが、なるべく薬品を使いたくない場合は、病気になってしまった葉はいち早く取り除く、害虫が食べたあとから広がってしまうといわれているので、害虫の除去につとめるという対処法が考えられるようです。
また、予防策としてはこちらもまた、連作を避ける、種は健康な種を使うということがあげられるようです。
特に低温多湿のときに発生しやすいといわれているので、肌寒い梅雨の季節などよく様子をみたほうがいいようです。
褐班病
葉に丸い小さな茶色の斑点が生じることから始まります。
病気が進むと葉全体が黄色くなり枯れていくといわれています。
カビが原因とされているので、雨の多い時や湿気の多いところで発生しやすいといわれています。
病気になった葉は早めに処分しましょう。
予防策としては葉をつみとることで風の通りをよくしたり、水はけをよくすることがよいとされています。
また、落ち葉などに病原菌がついたまま冬を越し、次の春に風にのってまた病気を広める可能性があるとのことなので、やはりこの病気も連作がきっかけで広まることがありそうです。
まとめ
簡単ではありますが、インゲンの葉が黄色くなる病気をいくつかあげてみました。
薬品がききにくいといわれている病気もありますので、やはり予防が一番ではないでしょうか。
水はけをよくする、連作をしない、害虫はとりのぞく、病気に強い品種を選ぶといったことに気をつけると病気の発生を格段におさえられそうです。
インゲンを育てるときの参考にしていただけたら幸いです。
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