レタスの夏栽培に失敗しないために、レタスの夏の栽培のポイントとレタスの夏の栽培になるとう立ちについて説明したいと思います。
レタスの夏の栽培のポイントは?
レタスは春まきと夏まきができて、夏まきは高温下で休眠している種を冷やして休眠打破してからまきます。
レタスは冷涼な気候を好むので、25℃以上になると発芽不良や立ち枯れ性病害が発生しやすくなるので注意が必要です。
レタスのポット苗は、夏まきは涼しく管理して育く苗します。
レタスの種は25℃以上になると休眠をして発芽しにくくなる性質があるので、夏まきの場合種を布で包み水に浸け吸水させて、冷蔵庫の野菜室で2日間冷やしてから種まきをします。
一度冷やすことで、種を眠りからさますことができるそうです。
レタスは高温により花芽が形成されとう立ちしてしまいます。
とう立ちの遅い晩抽性品種を選ぶことで、とう立ちを避けられます。
レタスの夏栽培になるとう立ちとは?
とうは花を咲かせる茎のことで、花茎が伸びることをとう立ち又は抽苔(ちゅうだい)と言います。
とう立ちとは、栄養成長時には節間が詰まった状態で、葉の展開を続ける植物の短い茎が花文化に伴い急速に伸長する現象のことを言います。
植物は、自分を大きくする栄養成長と子孫を残す生殖成長の2つの生育段階があり、とう立ちは生殖成長が始まったサインになります。
葉菜類の多くは、生殖成長が始まると栄養成長が止まってしまい、葉が硬くなって食味が落ちてしまうため、葉菜類はとう立ちする前(生殖成長が始まる前)に収穫する必要があります。
とう立ちの原因は?
とう立ちの原因は野菜によりさまざまな原因があり、温度の高低や日長の長短が影響して起こることがあります。
カブ・小松菜・白菜などの野菜は、種まきした時から低温に一定期間遭遇することで、花芽が形成されてとう立ちします。
キャベツ・ゴボウ・玉ねぎなどの野菜は、一定の大きさに成長してから低温に一定期間遭遇することで、花芽が形成されてとう立ちします。
レタス・春菊・ほうれん草などの野菜は、高温や長日条件(日長が12時間より長い)により花芽が形成されてとう立ちします。
トウガラシ・トマト・ナスなどの野菜は、温度条件や日長条件に関わりなくある一定の大きさに成長したら、花芽が形成されてとう立ちします。
とう立ちした花茎は食べることができ、小松菜・白菜・青梗菜・水菜・カブなどアブラナ科の野菜のもので、蕾のうちが食べ頃で塩茹でして食べます。
まとめ
レタスの夏の栽培のポイントととう立ちについて説明しました。
夏栽培のポイントやとう立ちについて参考にして、夏栽培を成功させて無事に収穫しましょう。
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