家庭菜園できゅうりの苗を植えて、だんだんと大きくなって花が咲いた後、きゅうりの実がならず枯れてしまうことがあります。
いったいどうして花が枯れてしまうのでしょう?
その原因について調べてみました。
きゅうりの実がならない原因
きゅうりの花が咲いた後、実がならずに黄色く枯れてしまうことがありますが、これにはいくつかの原因があるようです。
- 日照不足
- 水や肥料の不足
- 病気
等様々な理由が考えられます。
原因を突き止めて早めに対処することが必要です。
日照不足
きゅうりは大きな葉に太陽の光をたくさん受けて光合成をします。
そのため、光合成ができなければ実が育ちません。
日当たりの悪い環境で育てていると実が小さいうちに枯れてしまうことがあります。
天気が悪い日が続く時も日照不足になります。
きゅうりはできるだけ日当たりの良い場所で育てることが必要になります。
あと、葉が多すぎても日照不足の原因となりますので、余分な枝葉は摘み取るほうが良いでしょう。
水や肥料の不足
きゅうりを育てるためには、適切な量の水と肥料が必要になってきます。
水が足りず土が枯れたり、元肥のみで追肥をしていなかったりすると、実を育てるために養分や水分が足りずに枯れてしまいます。
水切れの場合は、葉がしんなりとしてくるのでよくわかります。
肥料は追肥を定期的に行ったいれば肥料不足ではない可能性もあります。
適切に追肥を行わなければ、ツルが弱り実を枯らせる場合もあるようです。
過湿
きゅうりは水を欲する野菜ですが、やはり水のやりすぎも問題と言われています。
水を与えすぎると、土が常に湿った状態となり、きゅうりの根を腐らせてしまいます。
過湿によって根が傷んでしまった場合は、全体的に元気がなくなりますので、ツルや葉が元気で実が育たない場合には当てはまらないようです。
窒素過多
これは肥料の与えすぎのことを指します。
肥料に含まれる窒素・リン酸・カリの窒素が多いと、ツルや葉ばかりが育ち、花や実の付きが悪くなります。
適度に肥料を与えることが必要になります。
ツルや葉が元気で葉の色が濃い場合は窒素過多になっている可能性があるようです。
低温・高温障害
気温が高すぎたり、低すぎたりするときゅうりの成長に影響を与える場合があるようです。
株全体の元気がなくなってくると、実もうまく育つことができません。
低温の症状は苗を植え始めた頃に起きやすくなるようです。
真夏の暑さでバテてしまう場合もあります。
その時は風通しを良くし、遮光ネットなどで直接、日が当たらないようにする工夫も必要になってくると思います。
連作障害
連作障害(れんさくしょうがい)とは、同じ土に同じ野菜を育てると害虫が増えたり、病気にかかりやすくなることを言います。
トマトやなすも連作障害を起こしやすい野菜です。
土づくりや接ぎ苗を利用する方法もあるようです。
病気
きゅうりにはかかりやすい病気がいくつかあるようです。
うどん粉病や炭そ病、べと病などと呼ばれる病気があります。
葉の様子をよく見て病気ではないかどうか判断する必要もあるようです。
不安なのがきゅうり
これ秋まで持たずに枯れそう
葉っぱの色も元気ないし、下の方は黄色になって枯れる
最初の方はたくさんなってたけど、実が黄色くなってしぼんて枯れてく水も肥料もあげてるから何かの肥料不足か病気なんだろうけど、きゅうりって病気の種類多すぎて何かわからない… pic.twitter.com/uaQygN1ZY0
— 八束リオ (@lio_9) 2017年8月5日
まとめ
きゅうりの花が枯れてしまう原因はいくつかあるようですね。
きゅうりの状態をよく見て花が枯れる原因を特定し、対処して元気なきゅうりを育てたいものです。
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