きゅうりを育てていて、そろそろ花が咲くころかなという時期に、花や実がならない!

なんてことありませんか?

きゅうりは受粉しなくても実がなるはずなのに、どうしてでしょう。

その原因について調べてみました。

きゅうり 花 実がならない 原因

きゅうりの実ができる仕組み

きゅうりは4月下旬くらいに苗植えをして、順調にいけば5月~7月にかけて花を咲かせます。

雄花と雌花とも花を咲かせるのですが、きゅうりは受粉しなくても実ができるという「単位結果性」の野菜なので、受粉のせいで実ができないというわけではないようです。

実がならない原因は他にあると言われています。

雄花と雌花の違い

きゅうりはある程度ツルが伸びてくると黄色い花が咲きます。

茎のすぐ下のところに咲くのは雄花で、下の少し伸びた先に咲くのが雌花です。

雌花の伸びたところがきゅうりの実になっていきます。

雌花には、花が咲く前に小さなきゅうりがついているのは見た目にもわかりやすいと思います。

雌花は、雄花がなくても実がなりますので、雄花が多すぎる場合は摘心してあげるのも良いかもしれません。

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花が咲かない!

雄花も雌花も咲かない場合は、他に原因があると思われます。

まず、植えた株がまだ根付いておらず、生育できてない状態などです。

苗を植えたばかりでは、環境に慣れるまで時間がかかるので様子をみましょう。

次に、ツルや葉は大きくなっているのに、花だけ咲かない場合は、肥料が原因であることが考えられます。

与える肥料を間違えると花が咲かない場合があるそうです。

窒素が多い肥料を与えているとツルや葉ばかりが成長してしまい、この状態を「ツルボケ」といったりします。

肥料を選ぶ時には、窒素・リン酸・カリが同じだけ含まれているか、リン酸が少し多めのものを選ぶと良いようです。

実が小さいうちに落ちる!

雄花も雌花も咲くけれど、実が大きくならない場合があります。

これは環境による影響が原因と言われています。

日照不足なども原因の一つだと思います。

日当たりの良い場所で育てていても、天候が悪い日が続きなかなか日が当たらない場合なども考えられます。

他にもきゅうりの葉が茂りすぎて、日陰を作ってしまい、その陰の部分が日照不足となる場合もあります。

その際は摘心するなどして、成長しやすい環境を作ってあげましょう。

まとめ

きゅうりの花や実がならない原因はいくつか考えられるので、自分の育てているきゅうりがどのケースに当てはまるか判断できればと思います。

少しでも状況が改善できれば、美味しいきゅうりができるかもしれませんね。

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