パクチーには、豊富なビタミンやミネラルが含まれており、疲労回復や優れた抗酸化力、また色々な香り成分による働きによりホルモンバランスを整える、体の気や血の巡りをよくするなど、様々な効能が期待できます。
しかし、妊婦さんが摂取する際は?
注意することなどあるのでしょうか?
様々な効能がある故に、誰でもたくさん食べていいわけではなさそうです。
ハーブでもあるパクチー
パクチーはタイ語で、英語では「コリアンダー」です。
また中国では香菜(シャンツァイ)とよばれています。
ハーブコーナーなどに売っている香辛料のコリアンダーは、種子の部分を使っています。
好き嫌いの分かれる葉や茎の部分の香りと違い、種子の部分の香りは、甘く爽やかでほのかにスパイシーな万人受けする香りです。
妊娠中のハーブの摂取には、色々な意見があり物凄く神経質に警戒することも無いという意見と、妊娠中は避けるべきという意見もあります。
生薬にもなるパクチー
全草を用いたものを「芫荽(げんすい)」、種子を用いたものを「胡荽子(こずいし)」とよんでいます。
どちらも主に摂取すると体を温め、気や血の巡りを促し、発汗、食欲増進、消化促進、鎮静作用などの効能があるのですが、芫荽には子宮の筋肉を収縮させて出産や堕胎を促進する働きがあると言われているので、妊娠中は摂取するべきではないとされています。
食べ過ぎ注意
妊婦さんに限らず、パクチーの食べ過ぎは注意です。
個人差がありますが、パクチーはストレス性の頭痛や鬱々した気分の軽減に効果が期待されるといわれています。
しかし人によっては、逆に頭痛がしたり気分が悪くなるといったことがあります。
これはパクチーの香り成分によるものではないかといわれています。
また、パクチーには消化を助ける働きがあり、その際に腸の動きが活発になるので便秘などの予防になるのですが、腹痛や下痢になる人もいるようです。
まとめ
コリアンダーと違って、パクチーは日本の料理にはなじみのないもので、特にあの独特の香りが受け付けられない方がいると思います。
体に良いビタミン類が豊富なので、健康や美容に良いといえますが、食べたことが無い人、食べ慣れていない人は、少量ずつから食べた方が良いでしょう。
妊婦さんの場合は、普段と体質が変わったり敏感になっていたりしますよね。
妊婦さんがパクチーを食べて特に問題になったことはないようです。
中にはパクチーの香りが嫌いだったのに、つわり中に辛かった食事が、パクチーなどのハーブのおかげで食事が出来たということもあるようです。
一概に妊婦さんにはパクチーは食べてはいけないものとは言えないようですが、やっぱり食べ過ぎには注意が必要です。
個人の体質もありますから、妊娠中の食事については、お医者さんに相談してみてくださいね。
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