パクチーブームで、生の山盛りパクチーを食べることがTV番組などでも話題になっていますね。
パクチーには豊富にビタミンが含まれているので、生で食べるのは健康な体作りの手助けに効果的です。
ところが、パクチーはタイ語であり、中国語では「香菜(シャンツァイ)」とよばれて食されています。
英語ではコリアンダーです。
これらは同じ植物であり、コリアンダーはパクチーがブームになる前から主に乾燥ハーブとして日本でも売っていましたね。
コリアンダーの歴史は古く、古代エジプトやギリシャでは薬として使われたり、中国でも薬膳料理に使うことがあるようです。
パクチーの独特の香り
古代エジプトや中国などで古くから薬として使われていましたが、実は日本でも!平安時代の「倭名類聚抄」という辞書のような書物に記載があるそうです。
日本で定着しなかったのは、あのパクチーの独特の香りが日本人に受けなかったからだとか・・・。
日本人に不快だと思われるこの香りの主成分は、モノテルペン類のセルミン、デカナールといわれ、乾燥に弱いため生葉にしか含まれません。
また種子の部分の主な香り成分は、葉などの香り成分と異なっていて、こちらは万人受けする爽やかな香りです。
漢方での生薬名は芫荽(げんすい)胡荽子(こずいし)
漢方での生薬名は、全草の部分を「芫荽(げんすい)」果実の部分を「胡荽子(こずいし)」といいます。
どちらも主な効能は、消化促進、食欲増進、発汗作用、鎮静作用などです。
芫荽は子宮の筋肉を収縮させるため妊娠中は摂るべきではないようです。
優れた坑酸化力
パクチーの乾燥粉末の成分分析の試験で、坑酸化力が優れているという結果が出ています。
活性酸素は体に蓄積されると老化を早めたり、動脈硬化を引き起こしたり がん細胞の増殖など様々な病気の原因になっています。
その活性酸素の働きを防止する力を持っているのが抗酸化力です。
パクチーとかた~いお豆腐といちじくのサラダ。
パクチーは生薬名を「ゲンスイ」といい、消化や気のめぐりを良くしてくれます。食べ過ぎた次の日におすすめです!オリーブオイル、粒マスタード、すだちでさっぱりと。#マヤズキッチン #健康は食から #生薬 #パクチー #レシピ pic.twitter.com/94LVDYQ7B4— まや(ネオ小町 公式) (@maya_neokomachi) 2017年10月5日
まとめ
パクチーがアンチエイジングの効果が期待できるという理由は、優れた抗酸化力があるためですね。
パクチーを乾燥させて保存すると、使う時はパラパラと色々なものにふりかけるだけで食べることが出来ます。
また中医学(中国の伝統医学)では体をほどよく温める効果が期待できると言われていますから風邪予防にもおすすめです。
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