ズッキーニは、雄花が先に咲き、雌花が後から咲くため、育てている株数が少ないと、うまく受粉できない場合があるそう。
多くの株数を育てられない場合、受粉はどうすればよいのでしょうか？
人工授粉という方法があり、自然受粉ができない場合は、人が花粉を使って受粉させてあげるという方法があります。
しかし、晴天の日の、朝９時から１０時が適していますが、それ以外の雨の日や、別の時間帯は人工授粉に向きません。
この場合、もしカボチャを同時に育てていれば、授粉をカボチャで代用することができます。
カボチャによる授粉の代用について、調べてまとめてみました。
ズッキーニはカボチャの一種
そもそも、ズッキーニはペポカボチャという、カボチャの仲間なのです。
ですから、カボチャの花粉を使って受粉することができるのですね。
授粉をカボチャで代用するには？
ズッキーニの雄花から花粉を採取するのと同じ方法で、カボチャの雄花から花粉を採取します。
雄花を摘み取り、花びらを取り除いたうえで、おしべを使い雌花へ授粉します。
筆や、綿棒などを用いても大丈夫です。
大きさがほとんど変わらない実がなる
カボチャで代用して、実の大きさは小さくなったりしないのでしょうか？
気になるズッキーニの実ですが、ズッキーニ同士で受粉したものと、ほとんど大きさの変わらない実がなるそうです。
カボチャの場合も朝早い時間が望ましい
ズッキーニの雌花ばかり咲いて、雄花が咲かなかった時には、この方法が使えますね。
とはいえ、カボチャの場合も、朝早い時間に授粉するのが望ましいのだそう。
やっとできた！朝の開花を見逃さずに受粉させる事が大切#ズッキーニ pic.twitter.com/dPt9x4f9FD
— sumire (@sinnguru3523) 2017年8月30日
まとめ
ズッキーニはペポカボチャというカボチャの仲間なので、カボチャの花粉で受粉を代用することができます。
雌花ばかり咲いて、雄花が咲かないという場合に、カボチャの雄花で代用して授粉することができます。
雄花を摘み取り、花弁を取り除き、残ったおしべを使って雌花の柱頭に受粉させます。
あるいは、筆や綿棒を使うなど、ズッキーニの人工授粉と同じ方法で授粉することができます。
実の大きさも、カボチャで代用しても普通のズッキーニとほとんど変わりません。
以上、ズッキーニの受粉をカボチャで代用できるのかについて、調べてまとめてみました。
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