キャベツはその安価な値段に反して、栄養満点の野菜です。
しかも、種類によっては初心者でも上手に育てられる野菜です。
原産はヨーロッパで涼しい気候で育つ野菜でしたが、品種改良が重ねられ、どこでも作ることができるようになりました。
そこでキャベツを家庭でも栽培したい方の為に、栽培方法のコツやキャベツ栽培に適した気温、季節について紹介します。
キャベツ栽培に適した気温
キャベツは本来暑さに弱く、冷涼な気候を好む野菜です。
初心者は涼しい時期に育てる夏蒔きから始めるのがよいと思います。
具体的には15~27℃で発芽し、5~25℃で成長します。
キャベツが結球するのは13~20℃、低すぎても高すぎても病気になったり成長しなかったりします。
でも-5℃までは耐えられることから寒さには強い野菜と言えます。
キャベツの栽培方法
苗の作り方
キャベツは種子から育てます。
種から苗を作る場合のコツは、トレーやプランターに土を入れ種を4~5粒づつ蒔き、土を1㎝くらい被せ、水をやります。
発芽までは乾燥に注意して、発芽後は毎朝水やりをします。
水やりをしながら本葉が5、6枚になるまで育てます。
畑の作り方
キャベツは根コブ病等の連作被害を起こしやすいので、連作しないで下さい。
キャベツ以外でもアブラナ科の野菜を1年以上育てていない畑を選びます。
日当たりがよく、保水性のある肥えている土地であれば、結球がよく、良質に育ちます。
苗を植える2週間前に、苦土石灰を畑全体に入れて良く耕し、今度は1週間前になったら堆肥と化成肥料を入れて耕します。
苗の本葉が5,6枚になったら35~40㎝間隔で植えます。
苗を植える穴を掘り、その穴に水をたっぷりやり、水が引いてから苗を植えます。
害虫対策
キャベツは害虫がつきやすい野菜なので、アオムシやヨトウムシに葉を食べつくされてしまうこともあります。
害虫に食害されても結球していれば大丈夫ですが、結球前に食害されてしまうと収穫できなくなってしまいます。
苗を植えたらすぐに防虫ネットを張りましょう。
また、害虫はサンチュ、レタス、シュンギク等を嫌うので、混植すると害虫を忌避する効果があります。
まとめ
とれたてのキャベツを家庭でおいしく食べる為にキャベツを家庭菜園で栽培できれば助かりますよね。
キャベツは種蒔きから収穫までの日数は約110日から140日です。
育てる気温、畑の土、害虫に気を付けてキャベツづくりを楽しんで下さいね。
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