今回は和え物から炒め物まで幅広い料理に使えて栄養もたっぷりないんげんの名前の由来について調べてきました!
意外と知らないことが多くて目から鱗な人も多いかも知れません。
いんげんとは?
いんげんは主に北海道で生産されていて6~9月が旬となっています。
特徴としてはその成長の早さが挙げられます。
それゆえ一年に三度収穫でき、そこから別名として『三度豆』という名があるほどです。
傷みやすくさらに乾燥にも弱いので、保存する際はポリ袋に入れるなどして野菜室に入れる必要があります。
健康への効果としては皮膚や粘膜を保つ効果を持っていて、日差しが強くお肌へのダメージが大きくなりがちな夏にはおすすめな食材と言えます。
伝来
いんげんは元々アメリカ大陸原産です。
いんげんは古来よりアメリカ大陸における主要作物で、アステカ帝国時代には既に育てられており乾燥させたいんげんを税の物納品目として徴税していたそうです。
それがヨーロッパにコロンブスがアメリカ大陸を発見したことをきっかけに持ち込まれることとなりました。
しかし当時はアメリカ独自のものであるとは思われておらず、カズラという植物の新種だと勘違いされてしまっていたそうです。
そうしてヨーロッパに持ち込まれたのち、同地で16世紀には育てやすく、食べやすい植物として栽培され始めました。
特に、ギリシアなど地中海沿岸の地域においてソラマメ中毒が発生せず健康に良いとして受容されました。
そうしてヨーロッパに定着したいんげんですが、同じく16世紀の末にヨーロッパから中国に伝わりました。
そこから中国を通じ最終的に日本に伝わりました。
中国から日本にいんげんを持ち帰ったのは明からの僧である隠元隆埼であると言われていて、彼の名前をそのまま取っていんげんと名付けられたそうです。
一説には藤豆を持ち帰ったともいわれているため、ここから来たのかどうかまでは不明だが関西ではいんげん豆のことを藤豆と呼ぶのだそうです。
まとめ
今回はいんげん豆の名前の由来について調べました。
いんげんは実は日本土着ではなくアメリカ原産だったというところにとても歴史の流れが感じられて感慨深いですね。
今度いんげんを食べるときはこのことを思い出すと少し味も違ってくるかも?
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