炒め物、煮物、サラダなど、あらゆる料理に使えるにんじん。
切り方を気にせずワイルドにカットするのも良いですが、今後、人前で料理をするなら用途に合わせた切り方を覚えたいものですよね。
にんじんの面取りと乱切りをしっかり覚えて、ぜひ役立てましょう。
面取りとは?用途は?
食材の切り口によってできた角を浅く削ぎ落とし、丸くすることです。
見た目がかわいらしくなるだけでなく、煮物にするときに煮崩れを防ぎやすくなります。
切る大きさに特に決まりはありませんが、にんじんを面取りする場合、厚さ1.5センチほどを目安に輪切りすると面取りがしやすくなります。
用途としては、煮物やグラッセに最適です。
面取りのカット方法
面取りのカット方法を説明します。
ここでは、頭と先を切り落とし、皮むきまで完了したにんじんと仮定します。
- にんじんを横に寝かせてまな板の上に置き、包丁で1.5センチ間隔にカットします。
- にんじんを手に持ち、切った面の角に包丁を45度の角度で入れます。
- にんじんを回しながら角を削ぎ落します。もう片方の面の角も削ぎ終わったら完了です。
動作はリンゴの皮むきに似ています。
簡単なので覚えやすいですね。
乱切りとは?用途は?
食材を不規則かつ同じ大きさに揃えて切ることです。
カレーに入ってるにんじんを思い浮かべれば、形をイメージしやすいかと思います。
切り口が広いため味が染みやすく、均等な大きさのため火が均一に通るというメリットがあります。
切る大きさに特に決まりはありませんが、均等な大きさに揃えるのがポイントなので、最初に切った大きさを基準にしましょう。
乱切りされたにんじんは、カレーや煮物にはもちろん、野菜炒め、酢の物など、色んな料理に合います。
乱切りのカット方法
続いて乱切りのカット方法を説明します。
ここでも頭と先を切り落とし、皮むきまで完了したにんじんと仮定します。
- にんじんを横に寝かせてまな板の上に置き、先の細いほうに包丁を斜めに入れて1個だけカットします。
- にんじんを転がします。回転角度の目安は90度ぐらいです。
- 包丁の角度は変えずに、最初に切った1個目と同じ大きさになるようにカットします。
- 再びにんじんを90度転がし、包丁の角度は変えずに、また同じ大きさになるようにカットします。全部切り終わったら完了です。
にんじんが太い場合は、最初に縦半分に切ってから行うのも手です。
その場合は転がせないので、左右交互に斜めに包丁を入れてカットしましょう。
ちょっと難しいですが、切り口を広く、均等な大きさになるよう意識してやってみて下さい。
カットしておくと冷凍するのに便利
面取り、乱切りしたにんじんを冷凍しておくと、次ににんじんを使う料理をするときに時間の短縮になります。
解凍せずにそのままフライパンや鍋に投入して使いましょう。
この切り方ですと比較的サイズが大きめになりますので、あらかじめサッと茹でてから冷凍しておくと火が通るのが速くなりますよ。
まとめ
細くて薄いにんじんも食べやすいですが、ごろっと大きめのにんじんも食べ応えがあっておいしいですよね。
私はカレーを作る際にじゃがいもを使わず、にんじんとお肉と玉ねぎだけで作ることがあります。
にんじんのホクホクした食感と、ルーの味をより濃く味わえるのでおすすめですよ。
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