生で食べるとシャキシャキとした歯ごたえのあるにんじん。
茹でるとなるとそれなりに時間がかかるのはイメージに難くないですが、実際にはどれくらいの時間で柔らかく茹で上がるのでしょうか?
茹で時間にまつわる疑問を解決していきましょう。
にんじんの茹で時間
にんじんの茹で時間は、乱切りをした大きめのサイズで15~20分ほどです。
さらに小さく刻むことでより速く火が通りやすくなります。
均等に火を通すために同じ大きさに切っておきましょう。
そのときの状況によって茹で上がりまでにかかる時間が変わるので、最終的には竹串を刺して確認をします。
力を入れずにスッと入ればOKです。
水から?お湯から?正しい茹で方
にんじんを茹でるとき、乱切りなどの大きめサイズの場合は水から茹でるのが正解です。
そうすることでにんじんが持つ甘みを失わずに茹で上げることができます。
沸騰した湯の中に入れると外側はすぐに柔らかくなりますが、芯はなかなか柔らかくならず、火を通してるうちに割れたり煮崩れしやすくなってしまいます。
水の量
茹でる際は水の量も大事なポイントです。
多すぎると沸騰するまでに時間がかかり、少なすぎると茹でている最中に水が蒸発して、にんじんが水面から出てしまいます。
にんじんが水面に出ない程度の水の量がベストです。
乱切り以外の場合
千切りや細切りなど、細かく刻んだ人参の場合は、すぐに火が通るので沸騰したお湯から茹でます。
サッと軽く茹でる程度でOKです。
また、切らずに一本まるごと茹でることもできます。
切ったときに比べ、栄養が抜けにくくなるというメリットがあります。
その際は水から茹でて、竹串で柔らかさを適宜、確認しましょう。
電子レンジを使う場合
電子レンジで蒸すことでも柔らかくできます。
水で茹でるよりも時間の短縮を図れるので時間がない方におすすめな方法です。
耐熱容器に皮をむいたにんじんを一本まるごと入れ、大さじ1杯の水を加えてラップかフタをかぶせ、電子レンジ(500W)で約2分温めると完成です。
もちろん、乱切りした状態でも可能です。
今日の電子レンジ料理:人参のグラッセ
バターの香り( ˘ω˘)
パーリラパッパッパーリラ パーリラパッパッパーリィー pic.twitter.com/imx9nv2dfC— 茶々 (@artask) 2017年9月30日
冷凍に関して
ニンジンは冷凍することで約1カ月保存できると言われています。
生のまま冷凍することもできますが、サッと軽く茹でてから冷凍するという方法もあります。
これを「ブランチング」と呼びます。
茹でて野菜の組織が少し壊れてしまう代わりに、冷凍による組織破壊を最小限に食い止めるというメリットがあります。
方法としては、乱切りなど使いやすい大きさに切った人参を沸騰した湯で20秒ほど茹でてから、ザルにあけて涼しいところで冷まします。
その後は水気を切り、保存袋に詰めて冷凍庫に入れて完了です。
まとめ
水から茹でるのか、お湯から茹でるのかややこしくなってしまいましたが、まるごと一本や乱切りの大きめサイズの場合は水から。
千切りや細切り、ブランチング目的の場合はお湯から茹でるというのがポイントです。
ぜひ使い分けて料理に役立てて下さいね。
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