ペットは、自然に人を幸せな気持ちにしてくれるだけでなく、健康面でも多くのベネフィットを与えてくれます。
ペットの世話をしている人はしていない人に比べて病気にかかりにくいというデータもあります。
それだけにこの愛すべきペットたちが日々口にする食べ物について気を付けなければいけない点があります。
今回その代表的な動物であるウサギ、そして鳥ではインコたちが大好きな野菜の中からキャベツを食した場合の影響についてご紹介したいと思います。
目次
うさぎにキャベツを与えた場合について
うさぎの主食は牧草とペレットです。
しかし時には余った野菜でキャベツを与えることもあろうかと思います。
うさぎにキャベツを与えても?
キャベツを与えても大丈夫です。
ただし適量のキャベツを正しく与えることが必要です。
キャベツを与えるメリットは?
- 食物繊維が豊富で胃腸を整えてくれます。
- 水分の補給に役立ちます。
- 骨を強くしてくれます。
デメリットは?
与えすぎると下痢の心配があります。
適量は?
うさぎには1日に体重の10分の1程度の水分が必要と言われています。
そのため必要量の水を与えてうさぎが残した時に水分補給として与えるというスタンスでのぞみましょう。
余った水をみて多ければ葉っぱ1枚、少ない時は2分の1枚とかですね。
芯は食べても平気?
キャベツの芯には「ラフィノース」という成分が多く含まれています。
この「ラフィノース」にはお腹にガスを溜めやすいという特性がありますので、芯の部分は避けて与えましょう。
インコにキャベツを与えた場合について
インコの主食は基本的に粟やヒエなどの穀物類です。
しかしこうした穀物類だけではビタミンやミネラルが不足してしまいます。
ビタミンやミネラルを補う意味で野菜を与える必要がありますが、もしご家庭で余ったキャベツがあったらどうするか?
参考にしてみてください。
キャベツはインコにとって危険?
インコにとってキャベツは危険性があります。
特に芽キャベツは甲状腺や呼吸器疾患になる危険性を伴います。
芽キャベツにはゴイトロゲン(甲状腺誘発物質)のうちのグルコシノレート量(㎎/100g)が47.8㎎も含まれています。
ゴイトロゲンは甲状腺肥大や甲状腺腫を引き起こす物質ですので、たとえ甲状腺腫にならなくても換羽異常その他の悪影響が懸念されます。
たとえインコが欲しがっても与えないようにしましょう。
インコに良い野菜は?
小松菜、チンゲン菜、豆苗等です。
これらは、ビタミン、カルシウム等が豊富で特に豆苗には胃などの粘膜保護作用に加えがん予防効果があると言われています。
まとめ
以上、キャベツが与えるうさぎとインコへの影響について記事にいたしました。
どちらも栄養を考えてあげることは飼い主としてとても重要なことです。
食べて良い物、悪い物、又与えすぎた時の弊害についてしっかりと把握することが大切ですね。
体調に異変を感じたら動物病院へ相談することも必要です。
私たちの拠り所である愛すべきペットたちを失わないよう心がけましょう。
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