ほうれん草に含まれる栄養素は、特に女性に嬉しい成分が多いという話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、苦味成分であるシュウ酸は心配なところです。
特に、妊婦さんや授乳中である場合、体や母乳には影響があるのでしょうか。
シュウ酸の影響とは
シュウ酸は苦味成分となりますが、多量に摂取をしない限り健康に影響はないとされています。
また、下茹でなど適切な調理工程でおよそ7割を流すことも可能です。
シュウ酸で影響が起こるのではとされる量は、1日に1kg以上です。
これ程のほうれん草を摂取する機会があるでしょうか。
ほとんどの方が無いと考えられますね。
そのため、シュウ酸だけに着目せず、ほうれん草に含まれるその他の成分に注目してみましょう。
女性に嬉しい葉酸
ほうれん草には葉酸が含まれています。
葉酸は、妊娠中に胎児の成長に影響する成分です。
厚生労働省が積極的に摂取をするように促すほど、重要な成分です。
そのため、妊婦さんや妊娠を考えている方は葉酸を摂取すると良いでしょう。
また、妊婦さんだけではなく貧血を起こしやすい体質の方にも嬉しい効果が期待できます。
葉酸と鉄分を同時に摂取することにより、相乗効果で両方の成分を効率よく吸収できるようになるのです。
ほうれん草には鉄分も含まれているため、貧血予防にも効果が期待できますね。
母乳に影響が出る?
シュウ酸はカルシウムと結合するため、シュウ酸を摂取してしまうと体内のカルシウム量が不足します。
そのため、母乳の栄養素にも影響を及ぼすとされています。
しかし、先に挙げたように多量に摂取をしない限りは心配がないと言えるでしょう。
気になる場合は、授乳中のほうれん草の接種を控えましょう。
まとめ
良い栄養素も、害があるとされる栄養素も、多量に摂取をしてしまえば体に変化が起こります。
特に体内の栄養素が重要となる妊婦さんや授乳が必要な女性である場合、非常に過敏になってしまうもの。
一般的に販売されている食材である以上、適量を食べている分には、健康被害と呼ばれるほどの変化は起こらないはずです。
体質も関係するため、心配であれば医師に相談をしてから食べるようにしましょう。
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