キャベツには胃の健康によいとされる栄養が含まれており、体によい食物なのではないかと思う方がいる一方で、キャベツは消化に時間がかかり、胃の負担になるのでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
情報をまとめてみました。
キャベツの消化によい栄養
リボホスファチジン酸(LPA)
リボホスファチジン酸という成分をご存知でしょうか。
胃の修復を促進させる働きがあるといわれています。
ホスファチジン酸(PA)
LPAの前駆体がPAといわれています。
PAはキャベツがもつ酵素で、消化管内で酵素の働きによりLPAに 変わるといわれています。
摂取の仕方
キャベツを細かく切ったり、噛みつぶしたりすることでキャベツに含まれる酵素が働きLPAができるそうです。
また、この成分は熱に弱いとされています。
生のキャベツを使った料理にし、歯でよく嚙んだり、細かく切った調理にすればよりこの成分の恩恵を受けやすくなるのではないでしょうか。
そして、PAは単体で食べるより他の食物を組み合わせることにより増加させることができるといわれています。
細かく刻んで、マヨネーズと組み合わせると増加したとされる説もありますので、試してみるといいかもしれません。
例えばコールスローなどこの調理法にぴったりですね。
ただ、マヨネーズは脂質も多いので、ご自分の体の調子を考えながら節度をもって摂取してみてください。
逆に、エタノールと摂取するとPAの生成量は減る可能性があるそうです。
お酒と摂取するとPA量がやや減るかもしれません。
ただ、お酒のおつまみに揚げ物をとるのと、キャベツのサラダなどを食べるのでは、キャベツのほうがはるかに健康にはよさそうです。
また、このよく嚙むというのは、子供の歯並びにも影響するといわれるほど、いいことなので、ぜひよい成分が体に入ってくると思いながらたくさんかんでくださいね。
消化に時間はかかるの?
一説によると、果物は30分程度、野菜は1~2時間程度と言われています。
たんぱく質になりますと6時間程度との説もありますし、決して消化が悪いほうではないのではないでしょうか。
ただ、あまり嚙まないで生の野菜を食べてしまうと消化に時間がかかりそうですよね。
やはりよく噛むことは大事だといえます。
ただ、体調を崩していて胃の調子の悪い時に酵素をとりいれるためにむりやり生の野菜をよくかんで食べるというのも難しいこともあるのではないでしょうか。
この場合は、かかりつけ医に食事の相談をしてみてください。
まとめ
今回はキャベツの消化について調べてみました。
キャベツには胃にやさしい酵素があり、しかもかめばかむほどその成分がでやすいことが分かりました。
かめば消化の時間の短縮にもつながりそうですよね。
ダイエットにはかむことがよいと言われていますし、胃の消化を助けるためにも歯でいっぱいかんでキャベツの栄養を効率よくとりいれられるといいですね。
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