キャベツは一年中、野菜売り場で見かけるようになりました。
春からはシャキシャキのレタスを食べたくなりますし、秋からはお鍋に大活躍の白菜が気になりますよね。
葉茎菜類に分類され、私たちには身近な食材です。
今回は、それぞれの歴史や栄養の違いについて調べてみました。
いつもの慣れ親しんだ野菜を違った角度から見てみたいと思います。
歴史
キャベツの栽培は地中海沿岸で始まったと言われています。
日本に伝わったのは江戸時代あたりで、庶民に普及し始めたのは昭和の初めと言われています。
現在は品種改良が行われ、様々な種類のキャベツが生まれ、一年中食べることができるようになりました。
レタスはエジプトで栽培されたのが始まりで、白菜の原産地は中国だそうです。
レタスと白菜は明治時代のころに日本に伝わり、普及したのは昭和に入ってからなのだそうです。
レタスは農家の方たちの努力で品種改良され現在のようにサラダ菜、リーフレタス、サニーレタスなど様々な種類を目にする
ようになりました。
また白菜は、日清、日露戦争の際にその味に親しんだ兵隊さんたちのおかげで日本に普及したと言われています。
現在では当たり前のように目にする3つの野菜ですが、歴史を知ると食材のありがたさがさらに感じられますよね。
栄養について
キャベツ、レタス、白菜は葉茎菜類に分類され、キャベツ、白菜はアブラナ科、レタスはキク科の野菜だそうです。
キャベツ
キャベツ特有の栄養素といえばビタミンUです。
キャベジンとしても知られており、胃腸の粘膜の新陳代謝をよくすると言われています。
熱に弱いそうなので、ぜひ生で栄養を取り入れたいものですね。
レタス
次にレタスですが、カロテン、ビタミンB1、C、カリウム、食物繊維などが含まれています。
とても水分が多い野菜ですが、レタスの中でもサニーレタスに代表される葉レタスは、結球レタスに含まれるビタミンAの9倍、カリウムは2倍含んでいるそうです。
また、レタスは睡眠によいという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
レタスの茎を切ると、白い液体が出ますが、ラクチュコピクリンという成分が少量含まれているのだそうです。
この成分には沈静作用があるといわれているので睡眠を改善する効果が期待されます。
白菜
最後に白菜ですが、カリウムとビタミンCが比較的多めに含まれています。
両方とも水溶性といわれているので、汁ごといただける鍋料理などは最適ですし、白菜のサラダも意外としゃきしゃきしていておいしいです。
まとめ
今回はどこか似ている3つの野菜をご紹介させていただきました。
カリウム、ビタミンCなど含まれる栄養素の共通点も多いので、1年を通して3つのうちどれかはいただきたい野菜ですよね。
生でも調理してもおいしい気軽な野菜たちをぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。
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