生で食べてもおいしく、煮たり焼いたりして食べてもおいしい、そんな万能の野菜の代表格として挙げられる野菜の一つ、玉ねぎ。
生で食べる時には独特な辛みが癖になり、熱を通した時には舌の上でとろけるような食感と甘みを感じさせてくれる、そんなおいしい野菜。
玉ねぎが好きだという人は少なくはないでしょう。
もちろん、生で食べるときのあの独特な味が苦手だという人も少なからずいるのだとは思うのですが。
さて、そんな玉ねぎですが、その調理の時に一つ、気がかりになることがあります。
それは、切るときに目や鼻が痛くなってしまって涙が止まらなくなってしまう、ということです。
それが嫌であまり玉ねぎを使いたくない、という人もいるかもしれません。
ですが、この目を刺激している成分、つまり玉ねぎの香り成分というのは、私たちの体にとってうれしい効果を発揮してくれる可能性を持った栄養成分なのです。
その香り成分が一体どういうものなのか、そして、それがどんな効果をもたらしてくれるのか、ということを詳しく見ていきたいと思います。
玉ねぎの香り成分の正体
この玉ねぎの香り成分の正体は、アリシンという成分です。
これは、硫化アリルの一種で、これには揮発性があるために、切ったときにそれが気体となって空気中に出てきてしまうために目や鼻の粘膜を刺激するのです。
そのせいで、異物を体の外に出そうとして人体が反応して涙が出てきてしまうというわけですね。
実は、このアリシンは香り成分としてだけでなく、先述したあの独特なくせになる辛み成分でもあるのです。
アリシンの体にうれしい作用って?
アリシンには、血液をサラサラにする効果が期待されます。
そのため、血栓の予防のためにも効果が期待できるようです。
また、強力な抗菌作用、というのもアリシンの効果の一つとしてあげられるようで、食中毒や胃潰瘍などを引き起こす細菌が繁殖しない用にすることができる、という効果がきたいできるのです。
アリシン
•ニンニクや玉ねぎが発する特有の臭いの元となる成分です。
•ビタミンB1と結合してアリチアミンに変わることで、水溶性のビタミンB1を脂溶性に変更し、ビタミンB1の機能を強化し、吸収効率を上げ、身体に長くとどまるなど、ビタミンB1の効果を最大限に発揮させ疲労回復に役立ちます。— 疲労回復サプリ活用術 (@kerexudanyt) 2018年3月28日
まとめ
目が痛くなってしまう玉ねぎですが、じつはそんな玉ねぎに隠された栄養成分は体にうれしい効果も持っていたようです。
それをうまく生かしながら、調理できたらうれしいですね。
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