玉ねぎの構造について、栽培しない限りではあまりくわしく知る機会はないと思います。
根や葉や茎は正確にはどこにあるのか知っている方も少ないと思いますので、この記事を見て少しでも参考にしていただけたらと思います。
食用としている部分について
私たちが普段食べている玉ねぎの球体の部分は葉の付け根の部分となります。
縦に切ってみるとわかるのですが、根っこのすぐ上に広がっている小さな輪の部分が茎となっています。
私たちが普段見ている青い部分は実は茎ではなく、すべて葉の部分ということになりそうですね。
学術的な観点からは?
生物学的に茎と葉の区別は明確にはされていないそうです。
その理由は様々な解釈が存在しており、まとまっていないからだそうです。
私たちに浸透している解釈としては、根が出ている部分が茎で、その上にある何層にも剝くことができる部分を葉と定義しているということです。
更に解説すると食べている部分は茎の周りに養分を沢山蓄えた鱗片葉と呼ばれる葉が分厚くなった部分であるとされているということです。
植物の構造について
植物は基本的には根、茎、葉の三つから成り立っています。
玉ねぎの食用となる部分はすべて葉ということにしましたが、中には茎と一体化しているというとらえ方もあるので、鱗葉、鱗茎と二つの呼び名があるそうです。
茎と葉が正確に分類できない理由としては、長短分裂組織という植物の体を形成していく組織が、できはじめは何を作っているのかがわからないからなのだそうです。
茎と葉を総じて苗条と呼ぶこともあるそうです。
葉は光合成をする器官でありますので、通常は玉ねぎの球の部分は葉と断定するには難しいところもあると思いますが、これから研究が進んで新しい区分の部分になるのか、それともどちらかの部位に決定されるのか変化していくと思います。
まとめ
玉ねぎの構造を知っていくとまだまだ解明されていないことであったり、決められていないことであったりがあって面白いですね。
一度決めてしまったことと変えるのは大変ですが、理解が進んでいくにつれて認識も変化させていかなければならない時が来るかもしれませんね。
もしかしたら大きな発見をするのは私たち消費者である可能性も捨てきれませんね。
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