家庭菜園で作れる玉ねぎの中には夏の終わりに植えて年内に収穫できるものもあります。
そういった玉ねぎは小球などのほぼ原形の玉ねぎに近い形の球根から栽培することができます。
いくつかポイントを押さえれば気軽に作れるものなので、今回はそんな球根から育てる玉ねぎについて記事を書いていきたいと思います。
球根を植える時期について
このように球根から作れる品種はフレッシュオニオンなどがあります。
夏に植えれば冬にはおいしい玉ねぎを味わうことができるでしょう。
植え付けるタイミングは8月27日~9月4日辺りが良いと思われます。
露地栽培などをする際には土の温度を確保するために農業用のマルチビニールを使うとよいでしょう。
栽培をする際の条件
玉ねぎを育てるときは植える間隔を10センチ以上開けましょう。
あまり密着させすぎると育ちが悪くなり、大きくならない原因となります。
また土の状態ですが1m2あたりに苦土石灰を50g、たい肥を2キロの割合で混ぜ込むと育ちやすい土を作ることができます。
石灰をまく理由は玉ねぎは酸性の土壌だと育たないと言われているからです。
窒素成分も15g配合してあげましょう。
土壌条件を整えたら暑いのですぐに発芽しやすい条件を整えてあげましょう。
玉ねぎの発芽に適した温度は15℃~25℃と言われていますので、残暑厳しい8月の終わりには水分量の調節が必要となってくると思われます。
その他調整法
適時追肥を行いましょう。
発芽してからは水の量を抑えなければなりません。
土がいつも湿っているといったことがないように毎日土の状態をチェックしましょう。
また、よく見ると小さく分裂しそうな根っこがあると思いますので、引き裂いてとってしまいましょう。
放っておくと栄養を取られどちらも大きく育たないことになるそうなので気を付けたいですね。
大体植えてから1ヶ月くらいで出来るそうです。
まとめ
通常の玉ねぎに比べて小ぶりですが、冬の寒さにさらされたフレッシュオニオンは程よい甘みがあってなかなかおいしくいただくことができます。
保存期間は1か月ほどなので、案外長持ちさせることができます。
使われている料理はすき焼きや炒め物など通常の玉ねぎと何ら変わりませんので、どんどん新鮮な玉ねぎ料理をしていきましょう。
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